「米中開戦1~4」トム・クランシー、マーク・グリーニー

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【私の評価】★★★★★(92点)


■8年前に、中国の南シナ海進出と、
 米国へのサイバー攻撃

 予想した一冊です。


 この小説の中では、
 中国のサイバー攻撃により、
 米国のスパイ網が崩壊し、
 無人飛行機が乗っ取られます。


 原子力発電所で事故が発生し、
 衛星通信、GPSが稼働を停止し、
 金融取引、電話が不通となります。


・中国のハッカーはアメリカの都市の
 送電システムを破壊し、アメリカの旅客機を
 山腹に突っ込ませることができます(2-p211)


■そして、人民解放軍は、
 戦闘機による台湾への挑発を開始。


 弾道ミサイルにより、
 南シナ海から米軍空母を
 追い出します。


 8年後の今にしてみれば、
 当然のように感じますが、
 当時でもわかる人には
 わかっていたのでしょう。


・中央軍事委員会主席の頭の中にはすでに、
 南シナ海のあらゆる島嶼、砂州、岩礁を
 奪取する
ための詳細な作戦計画が
 あるにちがいない・・
 さらに、台湾への海上アクセスを
 完全に拒否する(1-p227)


■それに対し米国は、
 中国国内のサイバー攻撃の拠点を
 直接攻撃。


 さらに、マラッカ海峡に入る
 中国のタンカーを阻止します。


 現実の中国の攻撃に、
 米国はどう出るのでしょうか。


 クランシーさん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・第三部は、わが国の積年の目標である
 台湾の併合・・海上交通路を制限する。
 そうやって、ゆっくり時間をかけて
 台湾の連中にわからせるのだ(1-p223)


・これは終わりではない。
 この中国の工兵大隊によるスカボロー礁占領は
 最初の小さな一歩にすぎない。(2-p222)


・中国は、台湾海峡から他国の軍艦をすべて排除し、
 南海 南シナ海からも、
 自国の領海内を航行するもの、および
 中国領海を通過する許可を得たものをのぞく
 すべての軍艦を排除いたします(3-p130)


中国の国家安全法は、国民に
 いかなる国家安全当局者にも協力し、
 その命令・指示にしたがうことを義務づけ

 ホテル業をはじめとする全産業に
 無制限の作戦協力を命じている・・
 中国の高級ホテルの大半は、・・
 映像と音声をモニターして
 価値ある情報を盗み出せる(4-p52)


・中国軍はアメリカ軍の接近・領域侵入を
 阻止する構えです・・
 台湾攻撃専門の短距離弾道ミサイル旅団が
 五個もあります・・
 その五個旅団は1000発以上のミサイルを
 有しております・・
 東風21号D型は、"空母殺し"の弾道ミサイルです。
 みずからレーダーを搭載し、追尾に必要な情報を
 衛星のデータから得ることができます(4-p200)


米中開戦1 (新潮文庫)
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トム クランシー マーク グリーニー
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【私の評価】★★★★★(92点)



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