「「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?― 中国人のホンネ、日本人のとまどい」中島 恵

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「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?―中国人のホンネ、日本人のとまどい

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■中国人の「爆買い」がすごい。


 ということで、
 現場はどうなっているのか、
 中島さんに教えてもらいましょう。


 まず、観光客の増加により
 ホテルとバスが
 足りなくなっています。


 しかし、多額の投資が必要となる
 ホテルとバス
が急に増えるかといえば、
 難しいのも事実でしょう。


運転手不足・・・
 観光バスの場合、ツアーに出れば
 何日も家に帰れない。長時間労働で休日が少なく、
 待遇もそれほどよくない。・・
 バス運転手の平均年齢は48.3歳。・・
 特に50、60代に集中している(p176)


■そして、外国人のマナーの悪さに
 怒っている日本人がいる。


 昔のバブル時代の日本人と同じように
 文化の違う観光客が増えると
 どうしても問題が出てきます。


 これも、欧州の難民のように
 永久に居座るわけではないので、
 ある程度時間が解決してくれる
 問題かもしれません。


・ガイドが追いかけてきて小声でこういったんです。
 『実際に出す料理は5000円のコースにしてほしい。
 各自から8000円を徴収するので、差額の3000円
 (×人数分)は私にキックバックしてください』(p120)


■問題の本質は、急激な環境変化に
 身の丈以上の投資をして
 経営を誤る会社が出てくることでしょう。


 好況も、不況もまたよし。
 不況のときには、
 不況なりにやることがあるのです。


 中島さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・人民元と円の為替レートは、
 12年2月には1元=12円だったが、
 13年2月には15円、15年2月には19円となり、
 3年間に約35%も円安が進んだ。(p24)


・「日本の暮らしはとてものんびりしいて、安心できる」
 と口を揃える。・・スリに遭わないか、タクシー運転手に
 遠回りされないか、この食品は本当に安全かということを
 24時間気にして生活しなければならない中国(p212)


・中国人同士であっても、上海人は四川省のことを
 何も知らないし、雲南省の人は北京には関心もない。
 それどころか、お互いの交流もほとんどなく、
 方言もまったく異なるのでコミュニケーションを
 取ること自体難しい(p68)


【私の評価】★★☆☆☆(67点)



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■目次

プロローグ バブル期の日本から見えてくる「爆買い」の未来予想図
第1章 中国人観光客急増!彼らはなぜ日本を目指すのか
第2章 現場で聞いた「中国人観光客の人気商品」
第3章 複雑な社会からわかるモノが売れる仕組み
第4章 爆買いに戸惑う声から探る「マナー問題」の解決法
第5章 大挙してやってくる中国人客は千載一遇のチャンス!?
第6章 中国人富裕層にとって日本は心のオアシス
第7章 なぜ彼らは「日本に住みたい」と思っているのか
エピローグ 日本旅行で中国人の対日観が塗りかえられていく



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