「富の王国 ロスチャイルド」池内 紀

| このエントリーをはてなブックマークに追加

富の王国 ロスチャイルド

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■国際資本であるロスチャイルド家。


 この巨大国際資本も、
 もとは数人のロスチャイルド家から
 発展したものなのです。


・一つは、より多くの、より正確な
 情報を集めること。
 もう一つは、より早く、より確実に伝達すること(p53)


■資本を減らす人が多い中で、
 時代を先読みして投資する手腕。


 人より早く、
 正確な情報を手に入れることにより、
 適切な投資をしているのです。


 池内さん
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・若手バレリーナ養成の「マルタ・グラハム・ダンス社」は、
 設立基金と運営費をロスチャイルド財団によっている。
 「古代インド芸術研究所」も場合も同様・・(p11)


・ロンドン・ロスチャイルドの総帥エヴリン・ロバートと
 そこをとび出して投資会社を作ったジェイコブの不仲は、
 イギリス経済界でよく知られている・・
 「われわれは意見が一致しないという点で、
  きちんと一致している」(p17)


・1798年、このとき21歳の三男ナータンを
 イギリスに送った。ロンドンに商会兼銀行を開設・・
 英語読みになってネイサン・ロスチャイルド。
 まだ英語がひとことも話せない青年に、
 親・兄弟がゆだねた資金が2万ポンド(p42)


・手紙はドイツ語だが、ヘブライ語の文字を使って書いた。
 秘密を保持できる。専用に伝書鳩を飼育していて、
 至急のときは鳩をとばせた。十九世紀初頭の
 メイル便というものだった。ワーテルローの戦いでは、
 いち早くイギリス軍の勝利を知り、直ちにフランを売って
 ポンドを買った(p47)


・二男から五男まで、教育の仕方は判で捺したように
 同じである。・・言葉は五か国語を基本にした。 
 英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、それに
 「母なる言葉」であるヘブライ語。(p71)


・教育専門家を雇い、どの子供にも週一度、
 チューターに作文提出を義務づけていた・・
 親たちは子の作文を通して性格や気質を
 判断するだけでなく、社会への目を推量した(p73)


・エジプト王家がエジプトを支配している間、
 ロスチャイルドはエジプト国債を他の銀行に
 ゆだねていた。どんなに高利でも手を出さなかった。
 昔ながらの王家がいかに金銭・借財に
 ルーズであるかをよく知っていたからだろう(p90)


・ロスチャイルドとロシアの石油業者は
 市場の拡大につとめた・・ロスチャイルドは
 オランダ資本と提携して、オランダ王国の
 植民地であったインドネシアで採掘を始めた。
 このとき生まれた会社が「ロイヤル・ダッチ
 (Royal Dutch)」である。(p91)


・将来の成長を見てとると、
 競争相手が少ない間に集中して投資し、
 権利を独占する。(p96)


・三代目の二男ナタニエルは1853年、
 ボルドー・メドック地区のシャトー・ムートンを
 手に入れた。・・パリ・ロスチャイルド当主
 ジェームスは、・・1868年、同じメドック地区の
 シャトー・ラフィットを買い取った(p106)


富の王国 ロスチャイルド
池内 紀
東洋経済新報社
売り上げランキング: 372,036

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村

blogranking.png
人気ブログランキングへ


■目次

第1章 ロスチャイルドと現代
第2章 富の始まり
第3章 富の拡充
第4章 富の使い方
第5章 富の行方
第6章 「ロスチャイルド」という課題



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読 スポンサードリンク
関連記事

>月別(2002年7月~)