「自分の小さな「箱」から脱出する方法」アービンジャーインスティチュート

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自分の小さな「箱」から脱出する方法

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■箱とは、相手を

 「いつも口が悪いやつ」
 「いつも失敗するやつ」

 と色眼鏡で見るフィルターのようなもの。


 このフィルターは、
 "自分は正しい"という前提によって
 作られます。


 新入社員が仕事ができないとき、
 自分の指導方法が悪いと
 誰も考えませんよね。


・箱の中にいたわたしが何よりも求めていたのは、
 自分が正当化されることだったの・・・
 自分が正しかったと感じるために、
 何が必要になる?・・
 相手が間違っていなくてはなりませんね(p200)


■多くの人は自己防衛のために、
 簡単に箱に入りますので、
 組織の中では対立が起きます。


 営業部門と製造部門で
 非難の応酬になるのは、
 当然のことなのです。


 多くの場合には、
 営業も製造も悪いところはあるはずで、
 それを認めては自分の立場が
 非常に不安定になる。


 だから、人は
 相手を責めるのです。


・箱の中にいる人間が、どれほど不安定な状態で
 暮らしているか・・なんとしても自分を
 正当化しなくてはならない
・・(p238)


■そうした中で、一部の人は箱に入らず、
 自己反省をする人もいるでしょう。


 そうした人は、
 多くの箱に入った人から
 集中攻撃を受けてしまう。


 一つのいじめですね。


 ただ、箱に入っている人から見れば、
 自分が悪いのです・・と
 すべて自分の責任のような顔をしているのを見ると、
 イライラするのです。


 なぜなら、自分も悪いのですから。


 こうした人間の悲しい心の動きを
 分析するには、
 「箱」は面白い考え方だと思いました。


 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・いったん箱に入ってしまうと、相手をひどい奴だと
 責めている自分を正当化する
ためにも、
 実際に相手がひどい奴であってくれなくては
 困ることになる(p247)


・箱の外に出たいと思った瞬間には、
 すでに相手を人として見ているわけだから、
 箱の外にいることになるんですね(p207)


・箱の外側にあるものに抵抗するのをやめた瞬間、
 つまり相手に逆らうのをやめた瞬間に、
 自分が変わりはじめるんだ(p227)


・人間は、相手が自分をどう思っているのかを
 感じることができる、
 これがポイントなんだ(p50)


自分の小さな「箱」から脱出する方法
アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星
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【私の評価】★★★☆☆(79点)


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■目次

第1部 「箱」という名の自己欺瞞の世界
第2部 人はどのようにして箱に入るか
第3部 箱からどのようにして出るか




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