「ハゲタカ外伝スパイラル」真山 仁

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ハゲタカ外伝 スパイラル

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■大阪の天才発明家が亡くなった。
 天才社長を失った会社は、
 存続の危機に陥る。


 若き日に銀行の担当者として
 天才発明家との仕事で育てられた芝野は、
 残された女社長とともに
 再建を決意する。


 芝野が"事業再生人"となったのは、
 この発明家との仕事を通じて
 経営の大切さを学んだからなのだ。


世の中で一番大事なんはな、諦めんことや
 どんだけカネに困っても諦めたら負けや。
 仕事がなかったら自分で創るねん。(p22)


■再建の可能性が見えてきた中、
 外資系ファンドが買収を
 提案してきた。


 なぜ、外資系ファンドが、
 こんな中小企業の買収を
 画策しているのか?


 買収を阻止することはできないのか?


 そうしたとき、アメリカでは
 リーマンショックが発生し、
 再生計画にも狂いが生じてきた・・。


・企業の再生は、実はとてもシンプルだ。
 毎年、黒字を出せる構造にすればいい
 そのためには、利益の上がらない部門を切り捨て、
 余剰人員を減らし、利益を上げている事業の
 売上を伸ばせばいい。(p48)


■「儲けがなんぼ」という厳しい世界と、
 社会に貢献する企業という
 2つの面を考えることができました。


 企業経営を「論語とソロバン」と
 言った人がいましたが、
 経営者こそが
 考えなくてはいけないことなのでしょう。


 真山さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


日本でうまくいかない企業は、
 どこに行ってもダメですよ

 まずは、日本国内で他社を圧倒する
 技術力を身につけることです(p81)


・日本の工業は、中小零細工場が支えている。
 彼らのたゆまぬ努力と我慢強さが、
 ものづくり大国なるものを下支えしている。
 それを忘れてはならない(p164)


ハゲタカ外伝 スパイラル
真山 仁
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★☆☆(75点)


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■目次

プロローグ 発芽
第一章 発起の時
第二章 茨の道
第三章 限界
第四章 希望の兆し
第五章 希望と崩壊の狭間
第六章 破滅の連鎖
第七章 チェックメイト
エピローグ


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