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「日本の敵 グローバリズムの正体」渡部昇一 馬渕睦夫

2015/10/10公開 更新
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日本の敵 グローバリズムの正体


【私の評価】★★☆☆☆(68点)


要約と感想レビュー

 外務省OBと渡部昇一さんの放談会です。話は日本の外交がメインです。米国との関係。反日の中国、韓国との付き合い方。銃弾の飛ばない情報戦が、今も行われているのでしょう。日本に多く存在する中国、朝鮮出身の人の活動に警鐘を鳴らしています。


 例えば、朝日新聞やニューヨークタイムズ東京支局などに中国、朝鮮出身の人が所属し、組織を乗っ取ってしまっている例があるというのです。共産主義者はそうした組織を乗っ取ることを意図的に工作活動として行うノウハウを持っているのです。


 反日的なマスコミや政治活動の裏にそうした影響があるのか、心配になりました。状況ももう少し観察していきたいと思います。渡部さん、馬渕さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・ユダヤ系がアメリカの主要な外交政策を決めている・・・具体的にはCFR(外交問題評議会、Council on Foreign Relations)、ニューヨークに本部があり、『フォーリン・アフェアーズ』を発行しているシンクタンクです(馬渕)(p138)


・東日本大震災でコリア系のある実業家が百億寄付すると言いましたが、結局出さずに、自分が作った財団に寄付してその運用益で活動するかといって、実態も よくわからない・・そういうのが韓国人なのですね・・日本人はウソをつかない(p208)


・韓国、中国はまともな国だと思って付き合ってはいけない。価値観がまるで違うから。・・道徳がない国とはできるだけ交流しないことが、日本の国益なのです(p213)


在日外国人がマスコミの要所を押さえるようになった・・例えば朝日新聞の社長だった広岡知男という人物は、祖先がシナ系だと漏らしたことがあります。親中路線で、中国を訪問して話をつけ、例の「中国の旅」連載を始めさせた。執筆者の本多勝一という人は朝日新聞に校閲係研修生として入社した、崔という名字のコリア系と指摘する人がいます(p214)


・ノリミツ・オオニシというニューヨークタイムズの元東京支局長が、後から実は在日だったと言われたことがあります。通名で反日的な記事を書けば、アメリカ人も、日本人が言うのだから本当だろうと思ってしまう(p224)


▼引用は下記の書籍からです。
日本の敵 グローバリズムの正体
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渡部昇一 馬渕睦夫
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)


目次

第一章 歴史認識問題「安倍首相への提言」
第二章 アメリカとの言論戦の戦い方
第三章 日本を取り戻す「東條=マッカーサー史観」
第四章 アメリカはなぜ共産中国をつくったか
第五章 「ハイ・ファイナンス」が操る戦争と革命
第六章 アメリカの「国体」が変わった
第七章 世界はユダヤの望む方向に動く
第八章 日本が生き残る道
第九章 エネルギー問題が日本の命運を決める
第十章 敗戦利得者との死闘
第十一章 「世界の師表たる」日本人の底力



著者経歴

 渡部昇一(わたなべ しょういち)・・・1930年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。1976年第24回エッセイストクラブ賞受賞。1985年第1回正論大賞受賞。2017年4月17日逝去。享年86。


 馬渕睦夫(まぶち むつお)・・・1946年生まれ。吉備国際大学客員教授。1968年(昭和43年)に外務省入省。外務本省では、国際連合局社会協力課長(1984年-1986年)、大臣官房文化交流部文化第一課長、東京都外務長(1995年-1997年)などを歴任。在タイ日本大使館特命全権公使(1997年-2000年)。2000年(平成13年)に特命全権大使キューバ国駐箚に就任。2003年(平成15年)5月には財団法人国際開発高等教育機構専務理事に就任、2005年(平成17年)より駐ウクライナ兼モルドバ大使を3年間務め、2008年(平成20年)11月、外務省退官。同月防衛大学校教授に就任し、2011年(平成23年)3月、定年退職。日本文化チャンネル桜などの政治系テレビ番組にコメンテーター・論客として出演し始める。2014年より現職。


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