「ブラック オア ホワイト」浅田 次郎

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ブラック オア ホワイト

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■一人の裕福な家に育った商社マンが、
 その人生を夢と現実を
 行き来しながら語る一冊。


 スイスでの商材の買い付け、
 パラオでの長期休暇、
 北京での新規事業、
 そして京都での死亡事故。


 そこには歴史の流れがあり、
 出世と左遷があり、
 人間関係があるのです。


・ペリリュー島の南の海岸だった・・
 このちっぽけな島で、一万人以上のジャップと
 アメリカン・ボーイズが死んだんだぞ。
 それこそ足の踏み場もなかった(p78)


■天皇陛下が先日訪問したパラオの
 ペリリュー島が出てくるのが、
 不思議なリンクを感じました。


 歴史というものは、
 実際にあったことなのでしょうが、
 知らないものにとっては、
 夢のごとしです。


 この本で言いたかったのは、
 次の老人の
 一言ではなかったのでしょうか。


・老人は眼鏡の底の目を細めて言った。
 「過ぎてしまえば、何もかもが夢のようだよ。
  成功も失敗も、幸も不幸も、何もかもが」(p176)


■人生とは、ゲームのようなものであり、
 いずれは過ぎ去っていくもの。


 そこには、悦び、悲しみ、
 幸運、不幸、勝利、敗退がある。


 ただ、いずれも
 過ぎ去っていくのです。


 浅田さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・いかにもできる、というタイプの社員は
 あんがい出世をしない。・・・上司からは自分の
 存在を脅かす者として敬遠されるし、
 勲章の多いやるはミステイクも多いからね(p105)


外国人と握手をするときには、
 けっして頭を下げてはならない
。・・・
 商社員や外交官が尊大に見えるのは、 
 頭を下げないその習慣が身について
 しまっているからだろう(p108)


・いくら世の中が明るく豊かになっても、
 ほとんどは人間の幸福に寄与しない余分で、
 それどころか僕たちはそうした余分な明るさ豊かさを、
 麻薬のもたらす幻覚みたいに幸福のかたちだと
 信じているだけなのではあるまいか。(p61)


ブラック オア ホワイト
浅田 次郎
新潮社
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【私の評価】★★★☆☆(77点)



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■目次

はじめに 幸せと成功を呼び寄せる家系分析
第1章  人間力を高める~自利から利他へ~
第2章  いのちを遡る~家系図は幸せ情報の見える化~
第3章  眠っていた遺伝子が目覚める~家系分析の進め方~
第4章  生き方のステージが変わる~家系分析の実際~
おわりに ~家系分析は幸せと成功の近道~


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