【私の評価】★★★★☆(85点)
■部下をどう指導したらよいのか、
悩んでいる人は多いと思います。
とくに「できる人」は、
「できない人」の気持ちが
分かりません。
部下の気持ちが分からない状態で、
上司の立場になってしまうと、
悩みは深くなります。
・「できる人」には、陥りやすい3つの罠・・・
"頑張るからこそ成長する"という思い込み。・・
"自分の成功体験を押しつける"こと。・・
"能力や意欲、忠誠心の高さ"が仇となること(p23)
■「やる気のない人」を
立て直すのは難しいことです。
ある人は厳しく指導すれば、
「なにくそ!」と
頑張るかもしれない。
またある人は、
うまく質問しながら誘導することで、
やる気を出してくれるかもしれない。
この本では、
実例を示しながら、
部下に質問しながら、誘導する方法を
具体的に考えていきます。
・商品知識が足りない状況で企画書を作るのに、
どんな工夫をしているの?(p104)
■厳しくするのか、
丁寧に説明するのか、
それとも質問して自分で考えさせるのか。
正解はどこにもなく、
自分で考えながらやっていくしかないのが、
人間関係なのでしょう。
吉田さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「できな人」を"受け入れる力"(p57)
・2週間のタイムラグが出るわけだが、
その間にわれわれに何ができるだろう。(p117)
・いま、君の仕事の優先順位はどうなってる?(p133)
・休む日にちは、もう決まってるの?
仕事のスケジュールをしっかり組んでみて。
それを見ながら、あとで相談しよう。(p70)
日本実業出版社
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【私の評価】★★★★☆(85点)
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■目次
Prologue 部下が伸びないのは、どこに原因がある?
1 あなたの指導法は本当に正しい?
2 自分と違う相手を受け入れよう
3 失敗、不満、不安を「意欲」に変えるには?
4 芽生えた「意欲」から「行動」を起こさせるには?
5 「継続の壁」はどうやって乗り越える?
6 さらなる目標を掲げて「できる部下」へ!
Epilogue 「伸ばす人」のための5つの道しるべ