「京都大学人気講義 サイエンスの発想法」上杉 志成

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京都大学人気講義 サイエンスの発想法――化学と生物学が融合すればアイデアがどんどん湧いてくる

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■京都大学1、2年生向けの
 生物学と化学を題材に
 アイデア力を養う講義の内容です。


 その内容は、著者が言うように、
 著者自身が受けたかった授業。


 つまり、自分が若い頃に知っていれば、
 人生が変わっていたかもしれない
 考え方やモノの見方を
 盛り込んだものとなっています。


・サボりぎみだった私でさえも、京都大学で
 いろいろな授業を受けた。・・
 その知識が自分に役立つのか実感がなかった。
 研究をするようになって、
 「ああ、あのときに習ったな」と思う場面に
 よく出くわした(p282)


■実は、この本で著者が最も伝えたいことは、
 チームの中で個性を発揮する能力が
 必要ということ。


 つまり、
 チームメンバーに納得してもらう
 説得力が必要なのです。


 それは、論理であり、プレゼンであり、
 根回しであり、
 小さな実験であったりするのでしょう。


・現代において人を説得する方法は
 「サイエンス」です。・・・
 サイエンスの力は人生のいろいろな場面で
 あなたを助けてくれるはずです(p57)


■個人的には、遺伝子増幅の方法、
 タンパク質自動合成方法が
 興味深かった。


 それは私が理系だからでしょうか。


 上杉さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・自分で調べる意欲を育てる良い方法はないのでしょうか・・・
 さらに分厚い本を買ってあげましょう・
 いつしか本格的な百科事典を自分自身で
 調べるようになるのです(p43)


・男女の好みのかなりの部分が「遺伝子の伝達」
 ということに支配されています。大人になると
 どうしても「遺伝子を伝達できそうな」異性と
 つき合って、エッチなことをしたくなります(p65)


・特定の目的を達成する場合、特定の方向だけを
 考えるのではなく、一旦多数・多様な選択肢を
 頭に描く
努力や工夫をしてみるのです。
 その中からベストなアイデアを後から
 選択してみてはどうでしょう(p209)


・オレオの元となったクッキーは「ハイドロクス」と言います。
 見た目はオレオとまったく同じ・・・オレオは模倣品です。
 模倣品がオリジナル品よりも売れる・・
 同じようなことが製薬業界ではよくあります(p267)


・自然という「外」のものを探究するときに、
 その自然を理解しようとしている人間自身に
 眼を向けて考えてみると、ちょっぴり
 新しいアイデアが生まれてチャンスが
 つかめるかもしれません(p281)


【私の評価】★★★☆☆(79点)


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■目次

第1講 「嫌いなもの」でアイデアをつかもう!
第2講 サイエンス力をつけよう!
第3講 遺伝子の構造を書く
第4講 遺伝子を作る
第5講 タンパク質を作る
第6講 いろいろな物質を作るアイデア
第7講 甘いものと脂肪とアイデア
第8講 癌とウイルスを抑えるアイデア


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