「「課長」から始める 社内政治の教科書」高城 幸司

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「課長」から始める 社内政治の教科書

【私の評価】★★★★★(94点)


■著者は、経験から正論がかならずしも
 社内で通るわけではないと言います。


 だからこそ、自分の正論を通すためにも
 社内政治に通じていなくてはならない。


 人間が作る組織で、
 政治・・人間関係から
 逃げることはできないのです。


 この人の言うことなら、
 協力しようという人を
 増やすということです。


定期的に報告・相談する機会を設けるといいでしょう・・
 こまめな報告を好む上司であれば
 1週間から2週間ごとに・・(p201)


■まず課長のするべき基本は、
 自分の部下を掌握すること。


 それは部下に迎合する
 ということではありません。


 経営側に立っているという原則を守り、
 部下の意見を受け止め、
 ではどうしたいのかと問いかける。


 仕事で結果を出すことでしか、
 部下の信頼を得ることは
 できないのです。


・部下を「味方」につけようと、
 迎合するようなことは絶対にしてはいけません。
 それをした途端に、
 部下はあなたを軽く侮るようになるだけです。
 それよりも、とにかく「結果」を出すことです(p155)


■課長になれば、
 周囲からは限りない要求が出てきます。


 それをすべてやっていては
 やりきれないし、
 品質も低下してしまう。


 そうした交渉にも
 政治力が必要とわかりました。


 高城 さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・課長は、現場仕事の競争からは降りて、
 部下同士を競わせることで、
 影響力を相対的に強めることができるのです(p162)


・部下の批判に同調するのはもちろんのこと、
 不用意に経営陣を擁護するのも避けたほうがい・・
 すみやかに建設的な会話に持ち込むことです。
 たとえば、「じゃ、どうしたらいいと思う?」(p142)


・「自分は経営側の人間である」という
 タテマエを絶対に崩さない・・・
 部下が経営批判を口にしたときは、
 その正否は問わず、まずは
 受け止めてあげることです(p142)


・求心力のある管理職には共通点があります。
 それは「部下をよく知っている」
 ということです(p145)


・悪い情報ほど早く報告することを
 徹底してください。
 絶対に上司を驚かしてはいけません(p200)


・相手があなたの「善意」を利用しようと
 しているだけなのかどうか・・・
 単なるエゴイストであれば、
 その人物とは適切な距離をとるのが賢明です(p60)


・僕はいつもできるだけ議論は避けるんですよ。
 教えを乞うたり、バカなふりをしたり・・
 ちゃんと準備していれば、相手を自分の思うように
 誘導することはできますよ(p76)


・「敵が友となる時、敵を滅ぼしたとは言えないかね?」
 これは、リンカーンが遺した言葉です(p269)


・政治に勝とうが負けようが、
 人生においてはたいした問題ではない(p282)


「課長」から始める 社内政治の教科書
高城 幸司
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★★★(94点)



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読んでいただきありがとうございました!


■目次

第1章 社内政治は「影響力のゲーム」である
第2章 おしゃべりに政治の巧い者はいない
第3章 リアリストしか生き残れない
第4章 部下を掌握する
第5章 上司を攻略する
第6章 課長のために派閥「学」
第7章 「政治」に勝つより大切なこと


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