「仕事の「5力」」白潟 敏朗

【私の評価】★★★☆☆（78点）

要約と感想レビュー

■仕事の5力とは、聴く力・考える力・
　話す力・書く力・時間力です。
　いわゆる仕事の基本です。

　これらは仕事を通じて、
　先輩や同僚を観察する中で
　学ぶことなのです。

　ただ、この本から
　学んだほうが効果的でしょう。

・聴くモードスイッチ・・・「パソコンを閉じて相手の方向を向く」・・「両手を握って相手の方向を向く」（ｐ24）

■この本の特徴は、5力を
　分かりやすく3～5つのポイントに
　まとめていること。

　相手の話を聞くコツなら
　つぎの3ポイント。

・１　うなずく
　２　相手のほうを向く　
　３　メモを書く（ｐ34）

　考えるフレームワークなら、
　次の3ステップ。

・なぜならばシート・・
　【ステップ１】「なぜグセをつける」
　【ステップ２】「紙に書く」
　【ステップ３】「意見交換する」（ｐ61）

　すべてが、
　非常にわかりやすく　
　まとめられているのです。

■まずは20代向けですが、
　この内容を30代で知らないと
　まずいかもしれません。

　心配な人は、この本を
　手に取ってみてください。

　白潟さん、
　良い本をありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・「あいづち」・・
　「そうなんだ」・・
　「なるほど」・・
　「たしかに」（ｐ37）

・「文書に主語があるかどうか？」をかならずチェックする（ｐ180）

・にこチラ・・・人と会ったとき「笑顔で相手の目をみる」ことで好印象を与える（ｐ120）

・かならず「プリントアウトした紙面」で文書をチェックする（ｐ173）

【私の評価】★★★☆☆（78点）

目次

第1力 聴く力
第2力 考える力
第3力 話す力
第4力 書く力
第5力 時間力

著者経歴

　白潟 敏朗（しらがた　としろう）・・・1964年生まれ。2006年、トーマツ・イノベーション株式会社代表取締役。2014年白潟総合研究所株式会社を設立。2017年にリファラルリクルーティング株式会社、2018年に1on1株式会社、2019年ソーシャルリクルーティング株式会社を設立、中小ベンチャー企業に特化した、本質的なコンサルティングを行う。

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