「「人たらし」のブラック交渉術」内藤 誼人

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「人たらし」のブラック交渉術 ~思わずYESと言ってしまう魔法の話術~ (だいわ文庫)

【私の評価】★★★★★(91点)


■交渉とは、言葉の戦いです。


 相手を褒める、感謝し、脅し、叱る。


 相手を殴らずに、
 相手をコントロールすることが
 最終目的です。


 尊敬されないまでも、
 最低限ナメられないようにしないと、
 交渉はできません。


・もし不愉快な言動をとってくる人間がいるとしたら、
 迫力のある声で、相手を脅してみるのもいいだろう・・
 ケンカができなくなったら、交渉も何もない
 相手の言い分をいいように呑まされて、オシマイだ(p203)


■これは会社における
 人間関係とも同じでしょう。


 まず、知り合いになる。
 共通点を持つ。
 ラポールを作るのです。


 ただ、友だちのようにナメられたら
 おしまいです。


 そのバランスが大切なのですね。


・"逆質問"は、相手をはぐらかす上で
 とても効果的である・・・
 しどろもどろな姿は、見せてはいけない。
 なぜなら、商談相手にナメられてしまうからである(p58)


■人は、家庭や学校や職場で
 こうした人間関係を学ぶのでしょう。


 どうせなら、学校の授業で
 こうした交渉術を教えてほしい。


 ブラック交渉術ではなく
 灰色交渉術くらいでどうでしょうか。


 内藤さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・私たちは、自分に関係している人に対しては、
 それほど無礼なことはできないものである。
 友達をわざわざ怒らせる人はいない・・(p14)


・交渉の基本は"根回し"と
 "事前の調整"にアリ(p17)


・相手のメンツをつぶすことなく、
 要求をつっぱねたいと思うのなら、
 「ムリなものはムリ」と拒絶する一方で、
 「それでは、どうすればいいのか」という代案を、
 一緒になって考えてあげればよい。(p92)


声が大きいと、トクをするということである・・・
 かつての日本の軍部では、「意見の質などではなく、
 ただ声の大きなヤツの意見が会議で通る」
 と言われたが、それは今でもなんら変わらない(p27)


・「理」詰めの相手には
 「情」で対応する(p152)


・嫌な頼みごとは条件付きで引き受ける(p174)


・私たちは、人に何かを頼まれたときには、
 自分を納得させられるような、
 そういう理由が聞きたいのである(p69)


第三者のことは、とにかくホメる・・・
 他人のことを悪く言っているような人は、
 誰からも嫌われるからである(p142)


・譲れるものは、片っぱしから相手にあげてしまえばいい。
 あなたが欲しいものをひとつ決め、
 その点だけは絶対に譲らないぞ、
 という態度でいれば十分である(p150)


【私の評価】★★★★★(91点)


■目次

1章 相手の出鼻をくじく基本知識
2章 敵を丸め込む会話のテクニック
3章 相手にとって、"なくてはならぬ人"になるコツ
4章 難しい相手とも円満に付き合うために
5章 優れた交渉者の持つ10の特徴
6章 どんな相手でも押し負けない「悪魔の交渉術」


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