「嫌われる勇気」岸見 一郎、古賀 史健

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嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

【私の評価】★★★★☆(85点)


■アドラー心理学を哲人と若者の対話で
 教えてくれる一冊です。


 私も知りませんでしたが、アドラーさんの考え方は、
 成功哲学そのものです。


 まず、自分の人生は他者が決めるのではなく、
 自分が決めるということです。


・問題は世界がどうであるかではなく、
 あなたがどうあるか、なのです(p6)


■ところが、
 人は人を操作しようとします。


 それはアメであったり、
 ムチであったりします。


 それを否定するのが
 アドラー心理学です。


 アメとムチではなく、
 勇気づけてあげる。


 人が自ら考え、動くことを
 援助・支援するのです。


・叱ってはいけない、ほめてもいけない・・・
 われわれが他者をほめたり叱ったりするのは・・・
 背後にある目的は操作です(p198)


■過去の人から受けた思い出は、
 良いものにもなるし、
 悪いものにもなる。


 叱られた経験から、
 「俺はダメな人間だ」と
 考えるのか、


 それとも
 「あの経験があるから、今がある」
 と考えるのかということです。


 自分で過去の経験を
 自分のプラスにするのですね。


・自分の経験によって決定されるのではなく、
 経験に与える意味によって
 自らを決定
するのである(p10)


■外からの影響を排除し、
 自らの判断で人生を切り開いていく。


 そのためには、嫌われる勇気が必要です。


 アドラーさんはわかっていたのですね。


 岸見さん、古賀さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「あの人」の期待を満たすために
 生きてはいけない(p133)


・あなたにできるのは
 「自分の信じる最善の道を選ぶこと」(p147)


・大切なのはなにが与えられているかではなく、
 与えられたものをどう使うかである(p44)


・あなたが不幸なのは、
 過去や環境のせいではありません。・・・
 あなたには、ただ"勇気"が足りない。(p53)


・彼は、祖母からこういわれました。
 「お前の顔を気にしているのはお前だけだよ」と。
 それ以来、彼は生きていくのが少しだけ楽になった(p97)


・他者の評価を気にかけす、他者から嫌われることを怖れず、
 承認されないかもしれないというコストを支払わないかぎり、
 自分の生き方を貫くことはできない(p163)


・「父との関係をよくしたくないから、
 殴られている記憶を持ち出している」と考えれば、
 関係修復のカードはわたしが握っていることになります(p167)


・人は「わたしは共同体にとって有益なのだ」
 と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる(p206)


・10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことが
 あってもあなたを批判する・・・そして10人のうち2人は、 
 互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。・・・
 このとき、あなたを嫌う1人に注目するのか。それとも
 あなたのことが大好きな2人にフォーカスをあてるのか(p246)


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
岸見 一郎 古賀 史健
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★★☆(85点)

■目次

第1夜 トラウマを否定せよ
第2夜 対人関係がすべてである
第3夜 他者の課題を切り捨てる
第4夜 あなたの居場所はどこにあるか
第5夜 幸福に生きる条件とは


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