「暗黒大陸 中国の真実」ラルフ・タウンゼン

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暗黒大陸 中国の真実

【私の評価】★★★★★(94点)


■なかなか中国のことが分かっている本だなあ・・と
 読んでいたら、70年前の本でした。


 中国は今も昔も、
 まったく変わっていないようです。


 中国は、
 やることはめちゃくちゃですが、
 プロパガンダは最高。


 日頃から、中国人は
 言い訳に慣れているのです。


中国人は世界に冠たる詐欺師、ペテン師である。
 アメリカ人に略奪から人殺しまで何でもしながら
 責任逃れだけは上手である。・・・
 権力者は外国に責任転嫁するばかりである・・・
 ビラを撒いて扇動しているのは、何を隠そう中国政府自身である。
 そして暴動が起こると、「当局には一切責任はございません」
 とするのを茶番と言わず何と言おうか。(p261)


■同じように日本も、今も昔も、
 まったく変わっていないこともわかりました。


 まじめにやっているのに、
 中国のプロパガンダに負けてしまう。


 悪は負け、正義は勝つ。
 策を弄するのは悪。
 相手を非難するのは失礼である。


 そんな日本の常識は、世界の非常識です。


・日本は満州事変でも上海事変でも大きなミスをした。
 武力行使にいたるまでの経緯を世界に向って説明すべきだったのに
 しなかったミスである。「まことに遺憾である」と何度も訴え、
 しかる後に「やむなく攻撃に至る」とすべきであった(p272)


■中国とは、
 裏切りと憎しみの大地だと感じました。


 だれも安心して暮らせないのです。


 中国に住んでいる人が
 いちばん苦しんでいるのでしょう。


 日本人としては、あまりに常識と文化が違うので、
 できればお付き合いしないか、適度な距離を置いたほうが、
 よろしいのではないかと感じました。


・驚くほど裏切り者が多い。英語の諺には
 「二人ならうまくいくが,三人では仲間割れ」
 というものがあるが,中国なら
 「一人ならうまくいくが,二人では仲間割れ。
 三人では足の引っ張り合い
」となる(p28)


■70年前の本が、あまりに違和感がないので、
 びっくりしました。


 中国、四千年の歴史は、
 簡単には変わらないのですね。


 タウンゼントさん、 
 良い本をありがとうございました。


───────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・通りを裸足で歩く難民の群れ。
 あちこちでブラブラうろつく兵隊。
 追い出された女中。
 寺の参道に倒れている癩病患者や乞食。
 人殺しやら人さらいの話。・・
 数え上げたらきりがない。
 これが四千年もの悠久の昔から変わらぬ中国の流れである(p225)


・アメリカの世論が、こうまで対日批判一辺倒となったのはなぜか。
 満州事変に至るまでの事情が伝わらなかったからである・・・
 何年も前から中国当局は略奪行為を黙認し、
 反日プロパガンダを扇動した。線路に石を置き、 
 日本人を狙撃、殺害した。およそ考えられる妨害行為を
 煽る反日プロパガンダをしたのは他ならぬ中国政府である(p267)


・「宣教師」たちは真実を話したがらない。なぜか。
 もし事実が知られると,今まで続いていた援助が
 打ち切られる危険があるからである。次にあげた
 「民間事業家」たちも事実を話したがらない。なぜか。
 心証を害された中国人から不買運動が起こる恐れがあるからである(p7)


・排外主義はいつものことだが、ある特定の国に狙いを定めて
 集中攻撃をする。何がしかの戦果、例えば金を借りられるとか、
 同情を得られるとか、が得られたら、攻撃を緩め、新たな獲物を
 探してこれに集中砲火を浴びせるという具合である。
 二十世紀最初の餌食になったのはアメリカである(p257)


・嘘八百,何でもいいから愛嬌を振りまく。
 自分も本当のことを言わないから,人の話も信じない。・・
 こうも毎度,嘘をつかれると「自分だけ特別かな?」と
 思ったりする。(p23)


・ちょっとだけ付き合うと中国人が好きになるアメリカ人が
 多い。中国人の方が実に陽気だからである。・・・
 長らく付き合うと、圧倒的に日本人が好きになる。・・・
 信頼できるし、真面目なお付き合いができる・・(p251)


・チップを多く渡してはいけない・・・
 「余分に払うとは金勘定もできない間抜けだ」と思って
 怒鳴ったり泣きついたりして,さらにふんだくる。
 情け無用の世界である(p33)


・使用人なり調理人が「母親が遠くにいまして、歳も歳ですから、
 そろそろ見舞いでも行こうと思います」と言ってきたら要注意。
 まず「何か物がなくなっていないか」調べることである(p104)


・「金がすべて」であり、それこそ宗教に近いものがある。
 もうけ話になるとどんな苦労でも厭わない。また、
 友人や家族の誰かが死んでも顔色一つ変えない人が、
 金を失くしたとなると大騒ぎである(p108)


・ミッションスクールが中国人学生の焼き討ちに
 遭うことは珍しくない・・・
 布教運動をしない病院までも見境なく焼き討ちされている・・
 実態を知ったら本国では怒りが沸騰するだろうが、
 私の知る限りアメリカでは全く知られていない。
 逆に、「国情不安定により」被害を受けたという風な
 表現がまかり通っている。(p165)


・「守護神」であったはずの政府が外国人撲滅運動を
 画策していたのである。・・・
 義和団が無防備の宣教師を虐殺し、
 「できる」と見ると「君子豹変」した。
 数百の宣教師が殺された・・
 攻撃体制が整うまでは本心を表さない
 手練手管に長けたのが中国人である(p173)


・戦がまたいかにも中国的である。
 最後まで戦うことはまずない。
 戦闘参加人数に対して、戦死者が驚くほど少ない。・・・
 兵士には敢闘精神がない・・
 所詮、食うためにたまたま軍隊に入ったのだから、
 弾に当たって命を落としたら元も子もない(p202)


・兵隊の死者はごく少ない。
 ほとんどは戦場となった地域の住民である。
 しかもほとんどが餓死である。
 米粒一つ残らず「友軍」に奪われるからである(p203)


暗黒大陸 中国の真実
暗黒大陸 中国の真実
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ラルフ タウンゼント
芙蓉書房出版
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【私の評価】★★★★★(94点)



■目次

第1章 光景
第2章 のどかな水田に隠された逆説
第3章 本当の中国人
第4章 中国的才能とその背景
第5章 進歩のない布教活動
第6章 宣教師の心
第7章 果てしない混乱
第8章 阿片
第9章 日本と中国人
第10章 アメリカ、極東、そして未来


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