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「運」斎藤一人、柴村恵美子

2014/01/02公開 更新
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運


【私の評価】★★★★☆(89点)


要約と感想レビュー

 銀座まるかんの斎藤一人さんの「運」のお話です。「運」とは、努力して成功した人が、謙虚なので口にする言葉だそうです。


 そういえば、だれも「成功したのは自分の実力です」なんて言いませんね。そんなことを言っていると、足を引っ張られるのが、この世の中なのです。


・"運がいい"というのは、努力した人間が謙虚になって言う言葉なんだよね。成功した人が、「私は成功するためにこれだけ努力をしたから成功しました」って言うと嫌味に聞こえるの(p26)


 この本で衝撃を受けたのは、最後の「覚悟」のお話。成功しない人は、「覚悟」がないだけなんだと。


 世の中の問題は、カンニングできるし、いつも問題は同じなんだ。その答えを見つけて、答えを出せば、神様は100点をくれるのです。そんなのは、成功するまで頑張る「覚悟」さえあれば簡単なんだ、ということです。


・まずいから客が来ないんだよ・・・お客が答えを教えてくれるんだよ・・いいお店だったらもっと増えるに決まっているんだよ・・・だから改良改良するんだよ。最初っから正しい答え出せなくても、改良するんだよ。(p166)


 素直に学び、実践して、答えを出す。これに尽きるわけですね。そうすれば、困ったことは起こらない。自分を成長させてくれるチャンスが来るだけなのです。


 一人さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・困ったことは起こらないよ。もし困ったことが起こったら、それは学ぶときが来ただけだよ(p128)


・まず運のいい人って愛想がいいよね。愛想が悪くて人から嫌われているような人で運のいい人っていないんです。人に嫌われているという時点で、もうすでに運が悪いんです(p20)


・神は自分を助ける人を助けるんです・・・だからサラリーマンは、「いい会社に勤めたい」って自分が言うんじゃなくて、「いい社員を雇った」って会社に言ってもらえればいいの。それって、会社にどれくらい得をさせるかなんだよ(p29)


・一番大切なのは、とにかく一歩、前に進むことなんです・・とにかく目的に向って歩いていると、必ずそこに近づいていくことができるんです(p47)


・食べすぎて太ればデブだって言われるに決まってるんだよ、そんなもんは。・・・「それが何か?」って平気で言えなきゃいけないんだよ・・「やせたいやつはやせればいいけど、私は食いたいんだよ」って。要するに覚悟の問題なんだよな。(p158)


・白光の誓い
 自分を愛して、他人を愛します。やさしさと笑顔を絶やさず、人の悪口は決して言いません。長所をほめるように努めます。(p62)


・人がしあわせになるために一番大事なことは"人相"なんだそうです・・・人相を見るときに一番重要なのが、顔のつくりやホクロの位置ではなく、その人の顔のツヤなんだそうです(p74)


・そうじは運をよくする、最高の神事だよ(p77)


・商売はね、10年かかるよ(p120)


▼引用は下記の書籍からです。
運
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斎藤一人 柴村恵美子
サンマーク出版
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【私の評価】★★★★☆(89点)



目次

第1章 運とは何か 斎藤一人
第2章 運を拓く 柴村恵美子
第3章 運を引き寄せる 柴村恵美子
第4章 運を受け入れる 柴村恵美子
第5章 運がよくなる覚悟の話 斎藤一人


著者経歴

 斎藤 一人(さいとう ひとり)・・・1948年生まれ。銀座まるかん創業者。1993年から11年間連続で全国高額納税者番付10位以内。


 柴村恵美子(しばむら えみこ)・・・斎藤一人さんの一番弟子。『銀座まるかん』柴村グループ代表。北海道生まれ。18歳のとき指圧の専門学校で、斎藤一人さんと出会い、一番弟子としてまるかんの仕事をスタート。以来、東京や大阪をはじめとする、13都道府県のエリアを任され、統括する。


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