「日韓併合の真実」崔 基鎬

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日韓併合の真実―韓国史家の証言

【私の評価】★★★★☆(82点)


■ここまではっきりと、

 「韓国民は過去の歴史を正しく認識しなければならない」

 と書いた本をはじめて読みました。


 日本統治前の朝鮮は、李氏朝鮮。


 両班(ヤンパン)といわれる高級官僚が、
 賤民(チョンミン)を徹底的に搾取していました。


 地縁、血縁によるグループで
 富を独占していたのです。


・日本では古代から人民は、天皇のもっとも大切な財産という
 意味で、「大御宝(おおみたから)」と呼ばれて大事にされた。
 ・・中国と李氏朝鮮では、人民は搾取する対象でしかなかった(p47)


■こうした李氏朝鮮が生まれたのも、
 原因は、中国の属国として模倣したため。


 小中華として、科挙制度を導入し、
 賄賂も導入しました。


 権力闘争と農民の搾取が続いたのです。


 これでは国家・経済が
 良くなるはずがありません。


中国と同じように、役人と賄賂が一体になっていた
 慕華思想といって、李朝が中国を師と仰いでいたのが、
 不幸なことだった(p38)


■こうした李氏朝鮮が日本、ロシア、清など
 他国に支配されるのは歴史の当然であった。


 結果して、日韓併合となったが、
 李氏朝鮮時代があまりにも悪政であり、
 日本統治で韓国は発展した、


 というのが著者の結論です。


 韓国人から「歴史認識」を求められて、
 こういう結果となると複雑な心境です。


 もう少し、勉強を続けてみます。


 崔(チェ)さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・韓国で英語をはじめとするヨーロッパ語の
 辞書がつくられたのは、日韓併合後のことだった(p28)


・朝鮮人小学校の年間平均学費が一人7円30銭であったのに対し、
 日本人小学校の負担額は平均40円だった。日本の敗戦とともに
 瞬間的に逆上して、「朝鮮人を収奪して経営された学校」と
 罵ったが、これは間違っている。(p256)


・日本軍の高級将校であった、多くの韓国人が創氏改名を
 行わなかった
。もし創氏改名が強制されたものであったとしたら、
 朝鮮半島出身の高級将校こそ、手本を示すためにまず
 名を改めさせられたはずである(p264)


・李朝518年と、朝鮮総督府時代と、1945年以後の南北分断時代の
 三つの時代を比較すれば、このうち、もっとも人命が尊重されて
 人口が増えたのは、朝鮮総督府時代であった。(p265)


・李氏朝鮮は日本のような和の精神を欠き、両班たちは強い者が
 法を枉(ま)げて勝手に振る舞っても許され、弱い者を抑えつけて、
 弱者から奪うことが当然であると考えた。(p118)


・李氏朝鮮では「道(ド)」を尊んで、
 「器(キ)」を蔑んだために、
 実用的な学問はエリートにふさわしいものとみなされずに、
 見下されていた・・・
 李氏朝鮮は、日本と違って武(ム)を軽んじた(p28)


・自分のことだけを考えて、他人はどうであれ、
 いささかも顧みることがなく、それぞれの欲望だけを
 充たそうとした。他人は死のうが生きようが、
 国が亡ぼうが、興きようが、自分だけが偉くなって、
 豊かになることだけを、第一と考えている
 『血と涙』李人稙(p34)


日韓併合の真実―韓国史家の証言
崔 基鎬
ビジネス社
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【私の評価】★★★★☆(82点)



■目次

第一章 鎖国から開国へ
第二章 大院君VS.閔妃
第三章 溶解しはじめた李氏朝鮮
第四章 露日戦争と李朝終焉
終章 日韓併合が朝鮮民族を救った


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