「【儲け】のアイデア発想術」岩波貴士

【私の評価】★★★☆☆（77点）

■世の中には稼いでいる人がいます。

　そうした人を観察していると、
　ちょっとした視点の違い、アイデアで
　差が出ているとわかります。

　そうした差を生み出している差がわかれば、
　真似てみるといい。

・「油絵用具と油絵入門ＤＶＤ」・・・
　「商品＋教育」型の販売スタイルです（ｐ18）

■この本では、様々なアイデアの実例から、
　発想の要点→ヒント→推薦書籍と進みます。

　あくまでも発想するのは自分。

　ヒントを活かすのも自分。

　考えるのは自分なのです。

・高額なセミナーに自らも参加し、
　そのセミナー参加者に「本を書きませんか？」と
　声をかけることで好成績を収めている出版プロデューサー（ｐ99）

■頭の体操になる一冊でした。

　良い本を広めるためには、
　まだまだ頭を使わなくてはならないことが
　わかりました。

　岩波さん、
　良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・自力で参加者を集めてセミナーを行うのではなく、
　学校や企業、商工会議所など
　「すでにお客様を集めてある団体のところへ出かけていく」（ｐ59）

・ある出版社の社長が、成功の秘訣を次のように語っていました。
　「私はあるとき、活字に比べ、写真や動画作品の方が、
　編集作業が遥かに楽であることに気づき、写真集やＤＶＤの
　販売に力を入れるよう、経営方針を改めたのです」（ｐ48）

・高額商品を「分割払いの魔術」を使って売る（ｐ89）

・通常3万円で商品を販売するより、定価を5万円にし
　「今なら2万円のキャッシュバック」
　という謳い文句で販売（ｐ114）

・川やダムの河口に流れ着く「流木」を拾い集め、
　多少の加工を加えて販売する「流木ビジネス」（ｐ10）

・写真の場合、極端な表現をすれば
　「シャッターを切った数だけ著作権が発生する」・・
　極めて経費のかからない権利ビジネスになった・・（ｐ49）

・不動産を売るための日々の努力と、
　5万円の教材を売るための日々の努力の間には、
　ほとんど努力の差はないのです（ｐ57）

【私の評価】★★★☆☆（77点）

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■目次

1章 ビジネス法則・王道ネタから考えよう
～忘れてはいけないこの視点～
2章 この発想に便乗しよう
～マネから始める便乗発想～
3章 ビジネスの名言から発想しよう
～利益を生み出す「気づき」の世界～
4章「大きな知恵」を「身近な知恵」へ加工しよう!
～ニュース記事から応用する法～
5章 応用自在! ビジネスアイデア発想法
「チェックリスト発想法」「メガサンプル発想法」

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