「人生心得帖」松下 幸之助

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人生心得帖 (PHP文庫)

【私の評価】★★★★☆(83点)


■まだご紹介していないのに気づいて驚いた一冊。


 90歳となった松下幸之助が、
 人生について語っています。


 幸之助が思うのは、
 自分はただ自然の理に従って
 生きてきただけだ。


 当たり前のことを当たり前にやろうと
 一生懸命に努力してきた結果である、
 ということです。


・人生の中で自然の理に従う・・・
 雨が降れば傘をさす・・・
 病気で熱が出れば無理をせずしばらく休養する・・
 何かでお世話になった人にはていねいにお礼を言う・・・
 適正な値段で売り、売った代金は確実に回収する・・(p7)


■そして、自分の努力というものは、
 ほんの小さなものであり、
 この親がなければ自分はなかった。


 先輩と出会えなければ、
 今の松下はなかった。


 社員が自分の会社に入って
 頑張ってくれなければ、
 松下電器はなかった、
 ということです。


 そうした人々に対して、
 感謝の気持ちを持つことは、
 当然のことなのでしょう。


・親や兄弟、先輩、同僚などの周囲の人や周囲の物、
 さらには祖先の遺産といったもののおかげで
 日々を過ごすことができているわけです。
 ですから、そういうものに対して、感謝の気持ち
 もつことは、人としていわば当然のことであり、
 忘れてはならない態度だと思います(p31)


■話が小林 正観さんのようになってきましたね。


 運命はほとんど決まっている。


 その中で私たちは生かされているという
 ことなのでしょう。


 自然の理に従って、素直に生きていきたいと
 思います。


 松下さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・こわさを知る・・・
 ともすれば怠けがちになる自分の心がこわい。
 また、他人に対して傲慢になりがちな自分の性格、
 あるいは何か事をなすにあたって、
 自分の勇気のなさ、信念のなさがこわいという
 こともあるでしょう(p34)


・何よりも大事なのは熱意と誠意である・・・
 "社長というものは、何よりも熱意と誠意だけは、
 その会社においていちばんのものを
 持っていなければならない(p53)


・新しくつくった試作品などが、私に何ごとかを語りかけ、
 訴えかけていると感じたことが少なからずあったのです。
 それはいずれも、心底、真剣に仕事に打ちこんでいるときで、
 そういうもの言わぬ品物の声が聞こえてきた・・(p80)


・"人情の機微"ということばがありますが、ほんの些細なことで、
 うれしくなったり、悲しくなったり、あるいは怒りを感じたり、
 また、大きくふくらんだり、しぼんでしまったり、
 微妙に動くのが人の心です(p36)


・百歳を超えてもあれだけお元気で若々しかったのは、
 自分のなすべきことに向って、
 「今やらねばいつできる。おれがやらねばだれがやる」と、
 今という一瞬一瞬を精いっぱい生きておられたからだ
 という気がするのです(p97)


人生心得帖 (PHP文庫)
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【私の評価】★★★★☆(83点)

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■目次

人生の航海術
運命に光彩を
磨けば輝く人生の本質
人間としての成功
天分の発見
まず信頼すること
感謝する心
怖さを知る
人情の機微
日々の体験を味わう〔ほか〕


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