「孤独と不安のレッスン」鴻上 尚史

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孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)

【私の評価】★★★★★(90点)


孤独とは、自分と向き合うこと


 理性の自分を離れて、
 本当の自分と向き合うこと。


 鴻上さんは、1週間、一人旅をしたら、
 突然、「この仕事は嫌いだ」
 と目覚めたそうです。


・1時間、「一人でもかまわない」と思い、
 自分が本当は何がしたいのかと考えることは、
 とても大切なことです(p55)


■普通、人は日々の生活のなかで、
 自分の心を見失いがち。


 みんながラーメンといったら、
 じゃあ私も。


 自分は本当は、
 何が食べたかったのだろう。


 自分は、ほんとうは、
 どう感じていたのだろう。


 それさえも、
 わからなくなってしまうのです。


・ちょっとでも、お腹がすきそうになったら、
 すぐに何かを食べる・・・
 そういう人は、本当の空腹を経験しないので、
 「自分が本当は何が食べたいのか?」が
 分からなくなる
のです(p30)


■後半は、悩みへの対応です。


 悩みには外部への悩みもあるし、
 自分の内部の悩みもある。


 内部の悩みが高まれば、
 うつ病のようになってしまうことも。


 鴻上さんの場合は、
 何でも言える友だちを作ったり、
 すし屋でリラックスしたり。


 悩みへの自分なりの
 対応方法を確立しておく
 必要があるのでしょう。


趣味に熱中できればできるほど、
 「自分について考える」時間を減らすことができます。
 結果、人間以外の何かに集中することで、
 自意識も不安も減っていくのです(p185)


■悩むのではなく考える、
 というところが大切ですね。


 鴻上さん、
 良い本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・考えることと悩むことは違うよ。考えるっていうのは、
 劇団を旗揚げして、やっていけるのかどうか・・・
 まず、今日の日本の演劇状況を調べてみよう・・(p98)


・ジャイアント馬場さんの経営哲学はただひとつ、
 「他人から聞いた話は、直接本人に確かめるまでは信じない
 だったそうです(p121)


・「人間は分かり合えない」ものなのに、
 分かり合えたということは奇跡のような瞬間です・・・
 逆に「分かり合えてない」状態は、
 決して苛立つことではありません(p148)


・どうか君の人生で、『孤独と不安』をごまかすために、
 "怪しげな宗教"や"体だけを求める男"や"金だけを求める女"や
 "断定する占い"・・・にすがりつくことだけはないように(p216)


孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)
鴻上 尚史
大和書房
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【私の評価】★★★★★(90点)



■目次

「ニセモノの孤独」を知る
「本当の孤独」を知る
恥ずかしくない孤独を体験してみる
「本当の孤独」を生きると新しいネットワークが見つかる
自分との対話の仕方を知る
それでも「一人はみじめ」と思ってしまう理由
孤独を選ぶメリット
100点を目指すのではなく、67点の人生を認めること
耐えられない不安の時は
「考えること」と「悩むこと」を区別する〔ほか〕


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