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「すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。」石原 明

2012/09/21公開 更新
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すべてが見えてくる飛躍の法則 ビジネスは、〈三人称〉で考える。


【私の評価】★★★★★(93点)


要約と感想レビュー

■より長期的、より広い視野で考える人が、
 ビジネスでも成功するし、
 組織でも出世することを教えてくれる一冊です。


 確かに、自分のことしか見えない人は、
 子どものよう。

 相手のことばかり気にする人も、
 弱弱しい。

 相手も自分のことも考え、
 原則に従って考える人が、
 大人なのだと思います。


・【視野の広さ】+【思考する時間の長さ】(p42)


■視野が広がっていくと、
 精神的に安定してきます。


 苦しいときも、
 これが将来のプラスになると
 考えることができる。


 今の状況が、
 未来の自分とつながっている人は 
 強いということです。


・視点や時間軸が広がって先々を見通した思考・・・この思考で、やりたくないことや困難に対しても「これができたら将来プラスになる」・・と、積極的に対応できる自分を作るのです(p161)


■そういえば松下幸之助は、
 建設10年、活動10年、社会貢献5年、
 合計25年を1節とし、これを10節繰り返して、
 250年後に楽土を建設しようという
 「250年計画」を発表していました。


 250年とは、やはり考える
 スパンがちがう。


 仕事も私生活も50年くらいの
 スパンで考えると
 一皮むけるのではないでしょうか。


 石原さん、
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・ビジネスで成功する人には、共通した特徴があります。それは、客観的に自分を見つめる「もう一人の自分」を持っている、ということです。(p20)


・二人称の問題点は相手の言いなりになること(p34)


・もしあなたがセミナー講師や講演家の人なら、実際に自分が話しているところを動画に撮ってもらい、繰り返し見てもらいたいと思います(p80)


・ある程度の立場になると、会話の中で相手を値踏みします。目の前にいる人がどれくらいのレベルの人なのか。何気ない会話の中で秤にかけています(p173)


・智恵より覚悟が大切である・・・司馬遼太郎の時代小説『俄-狼華遊侠伝』の一節・・・「これは俺の金だ!」といって、いきなりそのお金と独楽の上に覆いかぶさるのです(p146)



【私の評価】★★★★★(93点)



著者経歴

 石原明(いしはら あきら)・・・経営コンサルタント。1958年静岡県生まれ。ヤマハ発動機(株)を経て、1985年からSMIビジネスに携わる。1989年、「セールス・マネージャー世界大賞」を受賞。1992年、SMI代理店として独立。1993年、「ルーキーディストリビューター世界大賞」を受賞。1994年、日本経営教育研究所を設立、コンサルタントとして独立。講演、執筆、各社顧問及び教育活動に入る。結果の出せるコンサルタントとして、個人を対象とした勉強会「成功哲学セミナー"基礎コース"及び"経営学コース"」には、全国から2万人以上が参加している。2000年、経営者向け勉強会『高収益トップ3%倶楽部』をスタート、会員向けに毎月『経営情報レポート』を発行。


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