「采配」落合博満

| コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加

采配

【私の評価】★★★★★(94点)


■中日ドラゴンズ監督の8年間において
 リーグ優勝4回、日本一1回の実績を残した
 落合博満さんの一冊。


 落合さんの監督論は、
 "優勝"に
 とことんこだわるということ。


 クールというか、
 割り切った爽やかさを受けました。


・「こんな判断をしたら、周りから何と言われるだろう」
 こうした邪念を振り払い、今、この一瞬に最善を尽くす
 監督の采配とは、ひと言で言えば、そういうものだろう(p78)


■人事においては褒章必罰、
 実力で選手を評価していく


 その基準は、優勝するために
 貢献できるかどうか、
 ということだけなのです。


 自由にしていいよ。
 ただ、結果が出せないから切るよ、
 という割り切りが
 落合さんの怖さを
 作り出しているのでしょう。


・「外泊したければすればいい。
  その代わり練習には必ず出てこいよ。
  もし遅刻したらわかっているな」(p122)


■最後の章は、自分の人生を悔いのない采配を
 したらどうですか
、という投げかけで
 閉められていました。


 なるほど。「采配」というタイトルは、
 そうした意味があったのですね。


 自分は、自分という人生の監督である、
 ということなのでしょう。


 落合さん、
 よい本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・数字との戦いは苦しいと書いたが、私なりの克服法・・
 それは、「達成するのは不可能ではないか」という
 目標を設定すること
だ(p46)


・一流の領域までは自分一人の力でいける。
 でも、超一流になろうとしたら、
 周りに協力者が必要になる(p54)


・ミスは叱らない。だが手抜きは叱る・・・
 だから私に叱られるのはレギュラークラスの
 選手のほうが圧倒的に多い。(p105)


監督は嫌われ役でいい
 嫌われ役がいい(p187)


・全身全霊で練習に打ち込む選手に配慮してやることが必要なのだ。
 そこで、私はコーチにもうひとつ声をかけている。
 「どんなに遅くなっても、練習している選手より先に帰るなよ。
  最後まで見ていてやれよ」(p220)


・自分がいいと思うものを模倣し、反復練習で
 自分の形にしていくのが技術というものではないか・・
 模倣とはまさに、一流選手になるための第一歩なのだ(p232)


・大切なのは、何の仕事に就き、今どういう境遇にあろうとも、
 その物語を織り成しているのは自分だけだという自負を持って、
 ご自身の人生を前向きに采配していくことではないだろうか(p295)


采配
采配
posted with amazlet at 12.02.11
落合博満
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 101

【私の評価】★★★★★(94点)

楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへblogrankings.png


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読 スポンサードリンク

コメントする

QR_Code.gif
左記QRコードまたはこちらから、空メールを送信してください。
※空メールに返信がない場合、ドメインbookmag2.comを指定受信リストに設定してください。


全テーマ(カテゴリー)

>月別(2002年7月~)

最近のコメント

  • HA: 会社組織で仕事を上手く進めていく指南書。 わかりやすく、自分のためになる本であった。 また、他の人にも勧めたい。 続きを読む
  • ryo: 名言セラピーは、全部読みました。 とても好きな本です。 いつも私の知らない本の書評で、 読書の指標になってますが、 こうして読んだ 続きを読む
  • 本のソムリエ: 中国製を辞めて、PRC(People's Republic of China)とは、頭いいですね。 国際関係で誠意を期待してはいけ 続きを読む
  • haru: こんにちは。 中国関連本といえば、こちらもお薦めします。 『メイド・イン・PRCの恐怖』郡司和夫著。桜の花出版。 PRCって、なん 続きを読む
  • KH: Kindle読み放題が始まってから、先日ソムリエ様がまとめてご紹介下さった本を順番に読んでおります。 どれもいい本でしかも読み放題 続きを読む
  • sano: サラとソロモンを読んで、今まで以上に幸せな状態自分の心地良い状態とは一体どういったことなのだろう、何だろう?とさらに考えるようにな 続きを読む
  • (´・ω・`): 自分が買ったアイリスオーヤマの商品が2回連続で不良品の理由がこの概要でなんとなく理解できました、自分の場合は安物買の銭失いでした。 続きを読む