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「子どもの成績を伸ばす1日10分読書」石田 淳

2011/05/29公開 更新
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子どもの成績を伸ばす1日10分読書


【私の評価】★★★☆☆(73点)


要約と感想レビュー

 毎日10分の読書で、子どもの成績を伸ばそう!という一冊です。シンプルですが、文字を読むことで語彙力や文章理解力が向上するのは当然でしょう。


 大人でも10分読書をしている人が、いったいどれくらいいるでしょうか。子どもも大人も同じで、まず簡単なところから始めるのが大切なのです。それが10分間ということです。


 まずは、子どもと一緒に、自分も10分読書に取り組みたいものです。読み聞かせや読書は、子どものボキャブラリーを増やし、読解力や想像力を養うのです。


 読書を継続するためにはチェックが必要です。まずは「10分」からはじめるのが著者のお勧めです。イヤイヤ長時間やる読書よりも、楽しく読む10分の読書で続くのです。


チェックシートをつくる・・・できたら○、できなかったら×とチェックしていきます。お子さんの読書後、お母さんが評価をチェックシートにつけてあげましょう(p76)


 PHPさんらしく、シンプルでも大切なことを伝えてくれる一冊でした。テレビも面白いのですが、読書のほうがより頭が良くなるのではないでしょうか。


 大人向けなら一歩レベルアップさせて、一日一冊読書に挑戦していただきたいと思います。石田さん良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・マンガにはマンガのいいところがあります。文字だけの本が苦手な子は、とりあえずマンガを読むのも悪くないと思うのです。(p107)


・テレビや遊び道具のない場所を確保・・・子どもが本を開いたらテレビは消してください。・・・気が散る原因となるものはできるだけなくすのがコツ(p88)


▼引用は下記の書籍からです。
子どもの成績を伸ばす1日10分読書
石田 淳
PHP研究所
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【私の評価】★★★☆☆(73点)


目次

序章 本は心の栄養、本は学力の要
第1章 お子さんが本を嫌うのはお母さんの責任ではありません
第2章 読書が続く子、続かない子は何が違うのか
第3章 本を読ませるために、親ができる「1日10分の習慣」
第4章 さらに!本を読ませるために、親ができる「1日10分の習慣」



著者経歴

 石田 淳(いしだ じゅん)・・・(株)ウィルPMインターナショナル代表取締役社長。(株)ウィルエデュケイトスクール代表取締役社長。行動科学マネジメント研究所所長。ADIジャパン代表。1998年退職し、学習塾の経営を開始する。人間の行動科学を米国のADI社に学ぶ。5年で直営90教室を開校。行動科学を社内マネジメントと教育システムに導入し、成果を出している。


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