「ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか 」エイドリアン・J・スライウォツキー

| コメント(0) | このエントリーをはてなブックマークに追加

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

【私の評価】★★★★★(94点)


■成功しているビジネスには、
 共通点がある・・・

 ということを
 教えてくれる一冊です。


 有名な本ですので、
 この本のモデルをネタにした本も
 多いのでは、と感じました。


 製品は松・竹・梅にする。
 顧客に密着した製品づくり。
 消耗品で儲ける。
 ブランドで売る・・・。


・マルチコンポーネント利益モデル・・・
 バービー人形の製品ピラミッドは、 
 複数のまったく異なる製品で形成されていて、
 それぞれが明確に異なる顧客層をターゲットと
 している(p39)


■この本の良いところは、
 ビジネスモデルを説明するだけでなく、
 考え方を教えてくれることです。


 この本の主人公のように、
 
 "この2冊の本を読んで
  同じモデルを5つ考えてみなさい"

 といった宿題を通じて、

 「自分の仕事に適用できるモデルはないか」
 「どのモデルが最適なのか」

 と考えることが
 大切だとわかるのです。


・ビジネスを知りたければ・・・じかに観察しなければならない。
 店や工場やオフィスを訪ね、製品を試し、サービスを確かめ、
 ウェブサイトをくまなく見て歩かなければならない(p153)


■これは多くの経営者が実行している、
 「マネる」という戦略でしょう。


 ただ、マネるにはコツがあり、
 試行錯誤が必要であり、
 忍耐が必要であると学ぶ本なのです。


 スライウォツキーさん、
 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・スターバックスは柱、つまり都市を満たしていった。
 ウォルマートは円、つまり郡を満たしていった。
 両者とも考え方の基本はまったく同じだ。(p178)


・彼女は10件を超えるプロジェクトを中止し、
 その分の資源を上位10件に振り分けることにした・・
 状況は急速に好転した。社員たちに緊張感が
 生まれたからだ(p168)


・サプライヤーを甘やかしはしないが、叩きのめすような
 こともしない。ジャックの会社が他社の倍の速度で
 成長し続ければ、サプライヤーにも恩恵があると
 熱心に説得する(p111)


・いったんパラボラ利益曲線を認めることができれば、
 地に足の着いた経営ができ、パラボラ上でビジネスを
 戦略的に舵取りすることもできる・・・
 パラボラの左側では他社の三倍の投資を行ない、
 右側では三分の一に抑えるということだ(p231)


・自動車メーカーでもコンピュータやコピー機メーカーでも、
 ベースとなる組織の人間のうち、利益に責任のある人、
 利益に応じて報酬を得ている人はいったいどのくらい
 いるんだろうね?(p218)


・ヒルベルトが数学を学ぶときに用いた方法は
 驚くほどシンプルだった。スペシャリストに
 なるための学習の積み重ねだ。彼は一つの分野を
 完全にマスターするまで何ヶ月もそれを追求し続ける。
 それから次の分野に移るんだ(p122)


・どれだけ辛いか最初から知っていたら
 誰も始めようとは思わないだろう。
 だから、最初の一歩に集中するだけでいいんだ。
 そうすれば道は開ける(p61)


・速く動くより、早く着手せよ(p259)


ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
エイドリアン・J・スライウォツキー
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 2595

【私の評価】★★★★★(94点)


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!

この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへblogrankings.png


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読 スポンサードリンク

コメントする

カテゴリー評価別

>月別(2002年7月~)

最近のコメント

  • TOK: 私は咽頭がんでした がんとは老化ですか こころが軽くなりました  続きを読む
  • おお: 最近、映画「ビリギャル」を再び見ました。 誇張の部分があるかもしれませんが、 私は素直に坪田先生とさやかちゃんに共感しました。 ど 続きを読む
  • HA: 会社組織で仕事を上手く進めていく指南書。 わかりやすく、自分のためになる本であった。 また、他の人にも勧めたい。 続きを読む
  • ryo: 名言セラピーは、全部読みました。 とても好きな本です。 いつも私の知らない本の書評で、 読書の指標になってますが、 こうして読んだ 続きを読む
  • 本のソムリエ: 中国製を辞めて、PRC(People's Republic of China)とは、頭いいですね。 国際関係で誠意を期待してはいけ 続きを読む
  • haru: こんにちは。 中国関連本といえば、こちらもお薦めします。 『メイド・イン・PRCの恐怖』郡司和夫著。桜の花出版。 PRCって、なん 続きを読む
  • KH: Kindle読み放題が始まってから、先日ソムリエ様がまとめてご紹介下さった本を順番に読んでおります。 どれもいい本でしかも読み放題 続きを読む