「仕事はストーリーで動かそう」川上 徹也
2010/12/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■青森県鰺ヶ沢町の
「わさお」の店で
焼きイカを食べてきました。
「わさお」とは、焼きイカのお店で
飼われているブサイク犬です。
確かに、「わさおの店」の焼きイカは
絶品でしたが、数十キロ離れた町の
何百もある焼きイカ店の中から
「わさおの店」を選んだのは
「わさお」がいたから。
捨て犬だった「わさお」が、
焼きイカのお店で飼われている。
ついでに、ブサイク。
ちょっとしたストーリーがあるのです。
・できるだけ短くシンプルで、わかりやすい「ストーリー」にすることに力を注ぐべきです(p43)
■同じように人間は、
ストーリーに飢えています。
仕事であれば、
「技術選手権で日本一の●●になって、
店に行列ができている」
商品であれば、
「●●産の●●を使い、
百通りのレシピを比較して完成した」
メルマガであれば、
「自分の読書メモをメルマガにしたら、
読者が五万人になった」
こうしたストーリーが、人を動かし、
口コミを発生させることになるわけです。
・機会があれば、自分のストーリーを人に語りましょう。余裕が出来たならば、後々、伝説になりそうなこともやっておきましょう。
■これは、あらゆる方面で
応用できる基本原則だと思います。
ストーリーをねつ造して、イメージし、
行動していくところに、
未来を作り上げる力が宿るのだと
思いました。
川上さん、良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分たちのストーリーを語るのです。得意先から「こいつに任せたら、ウチが得するかも」と思わせる手法です。(p128)
・仲間を巻き込むために、リーダーは未来のストーリーを語れ(p174)
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■著者経歴・・・川上 徹也(かわかみ てつや)
湘南ストーリーブランティング研究所主宰。大学卒業後、旭通信社(現アサツーディ・ケイ)入社。フリーのコピーライターとして広告制作に関わる。
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