「私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します」野村 浩志

【私の評価】★★★★☆（86点）

要約と感想レビュー

　いやー、野村さんとは不思議な人です。旅行会社のダジャレ所長で売上を伸ばす。休みはワーゲンバンに乗って駄菓子屋をやる。

　電車が趣味で、フラワー長井線の七夕列車やサンタ列車を企画し、観光客を1万７千人呼ぶ。果ては、フラワー長井線の社長公募に応募して、社長になってしまいました。

・私は、毎年正月になると、今年中にやりたい事や願い事を箇条書きにパソコンに打ち込みます。・・・それに優先順位をつけて、並び替えます。さらに上位10項目を、コルクボードにベタベタと貼り付けます。こうすると、ほぼやりたい事が実現してしまうから不思議です。（ｐ105）

　そういう野村さんも、いじめられっこで、内気で、口べた。地味に読書をするのが好きだったようです。

　そして、毎朝、読書をしてそれを実際に使ってみると、だいたいが実現したそうです。私と同じですね。

・私は朝４時に自然に目を覚まします。バスタブにゆっくりと寝そべりながら、ビジネス書を持ち込み２時間ほど読書をします。・・・本で読んだ中身を人に話してみる事にしたのです（ｐ104）

　本当に野村さんは不思議な人です。お隣の県なので、ますはフラワー長井線に乗りに行こうと思いました。

　野村さん、良い本をありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・所員が電話に出るのが遅ければ「電話にでんわ！」と、所長である私がおやじギャグを連発する、それがこの営業所の方針（？）でした。（ｐ87）

・所員が結婚したり、転勤したりすると、その事に引っかけて「大感謝祭」と称して旅のバーゲンセールをします。・・・とにかく、お客様と長くお付き合いするには、チラシにストーリー性をつける事です。（ｐ101）

・企画だったらチラシのイメージを切り貼りで作っちゃう。そしていろんな人に話しをしちゃう。売上げ目標、数をはったりでかます。自分をどんどん追い詰めていきます。（ｐ200）

【私の評価】★★★★☆（86点）

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