【私の評価】★★★☆☆(79点)
■一千年以上のローマの歴史から、
国家盛衰の法則を考える一冊です。
国家は外部環境から滅びることもありますが、
内部から滅びることが多いということが
印象的でした。
・人材はいつの世にもいるし、どの組織にもいるのです。
ただ、衰退期に入ると、その人材を活用するメカニズムが
狂ってくるのです(p341)
■本書のほとんどはローマの歴史の流れを、
外部環境と政治体制との関係で解説していく
ものになっています。
日本との比較は難しいのでしょうが、
「改革には力が必要」といった
一般的な法則は見えてきます。
■塩野さんの結論としては、
結局は人材が出るか、出ないかであり、
その人材の評価は、結果がすべてである
というもののように感じました。
「結果さえよければ、手段はつねに正当化される」
塩野さん、良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「拒否権」こそ、権力の中の権力である (p104)
・ローマでは法律が時代に合わなくなったりしたとき、
前からあった法律の条文を改正するのではなく、
新しい法律を定めることで対応するという方法が
採られていました。(p330)
・改革によって既得権益が失われることに心を奪われている
人たちに、改革の意義を説いたところで理解されないのも
当然だと思わねばならない・・・したがって改革をやろうとすれば、
結局は力で突破するしかないということになる。(p346)
集英社
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簡潔!
まさに「全ての道はローマに通ず」 !
「ローマ人の物語」が問いかけるリーダーシップ論
自分の頭で考えなさい
日本人なら何に求めたのでしょう?【私の評価】★★★☆☆(79点)
■関連書評
a. 「マキアヴェリ語録」塩野 七生
【私の評価】★★★★☆
b. 「ローマ亡き後の地中海世界(上)」塩野七生
【私の評価】★★★☆☆
c. 「海の都の物語<1>」塩野 七生
【私の評価】★★★☆☆
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