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「NHKの正体―情報統制で国民に銃を向ける、報道テロリズム」西村 幸祐

2010/08/01公開 更新
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NHKの正体―情報統制で国民に銃を向ける、報道テロリズム(OAK MOOK 293 撃論ムック)


【私の評価】★★★☆☆(76点)


■以前、安部首相などがNHK番組について、
 圧力を加えたのではないか、という問題を
 覚えている方も多いと思います。


 この本では、実はその背景としてNHKの中に
 かなり中国中央宣伝部の意向どおりに
 動いている人がいることを告発する一冊です。


・中国の日本外交のカギのひとつが日本全国に放送網をもつ
 巨大なテレビ局を懐柔し、抱き込み、中国にとって  
 最もふさわしい友好的なイメージを日本国民の間に
 刷り込むことである(p136)


■それがもろに表面化した番組が、
 「JAPANデビュー"アジアの一等国"」です。


 この番組の中では、台湾日本統治時代の
 日本の差別、抑圧という暗い側面を強調していますが、
 明らかに歪曲編集がされているのです。


 番組に登場した人へのインタビューで
 その歪曲が証明されていきます。


・NHK番組のなかで、日本統治時代に対して
 大変厳しい批判をしているように映った張俊彦氏・・・
 まずNHKの取材班は、張氏に「日本統治時代に台湾人への
 差別はありましたか?」と聞いてきた。そして
 NHK取材班が、あまりにも日本統治時代の"悪いこと"ばかり
 聞いてくるので、張氏は我慢できずに・・・"良かったこと"を力説したが、
 番組ではその部分はすべてカットされていたのである。(p33)


■NHK全体が買収されているわけではないのでしょうが、
 こうした番組が制作・編集されるということは、
 かなり上層部まで浸透しているのでしょう。


 さすが、中国中央宣伝部です。


 西村さん、良い情報をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・日本が中国とアジア太平洋各国を侵略した歴史を深く研究し、
 日本軍国主義の残虐行為を明らかにし、右翼勢力の歴史ねじ曲げ、
 侵略を美化するでたらめな論調を暴かなければからない。日本による
 植民地支配に抵抗した台湾人民の戦いの歴史を深く研究し、
 「台湾独立」と日本軍国主義の歴史的根源を明らかにし、
 祖国平和統一を促進しなければならない
 (中国共産党中央宣伝部 李長春)(p11)


・「JAPANデビュー」に登場し、
 教育勅語を暗誦して、「人をばかにしてるんだ、日本は!」
 と言った老人に偶然出くわしたのだ。・・・
 「我々台湾人は、命をかけて日本のために戦った。
 にもかかわらず、戦後日本や、台湾の主権を放棄してしまった。
 だから台湾はみなし子になってしまったではないか」(p30)


・「NHK番組では、この24名のパイワン族の人々が
 "人間動物園"の見世物として連れて行かれたと放送
 されていましたよ」と聞かされた瞬間、なんのことかわからない
 といった表示で「人間動物園・・・?」(p34)


・我々はプロパガンダに負けてしまったんです。
 この十数年ずっと感じてきたのは、運動の戦略戦術も
 彼らに負けているということです。(p84)


・「騒音おばさん」事件として知られる障害事件・・・
 実は「被害者」とされる夫婦は創価学会の信者であり、
 「加害者」に対して近隣の信者と徒党を組んだ執拗な嫌がらせが
 行われていた・・・マスコミの多くはそのことを隠蔽(p146)



【私の評価】★★★☆☆(76点)



■著者経歴・・・西村 幸祐(にしむら こうゆう)

 1952年生まれ。フリージャーナリスト。


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この著者の本


コメント(1)

1.楊令伝(第8巻)
2.毎日1冊書評する事は大変なことと思います。
  いくら本好きの小生でも、それを、メールで配信する
  これは仕事でも大変です。
  
  お蔭様でいろいろな本に出会えています。
  新しすぎて図書館にないので、数ヶ月経ってから、検索しています。
  買って読むと、本だらけになって、実際困ってます。
  赤塚行雄氏の本は、息子達にプレゼントするつもりです。

  良い本をご紹介下さいました。
  ありがとうございます。

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