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「東洋と西洋―パーキンソンの歴史法則」C.N.パーキンソン

2010/05/05公開 更新
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東洋と西洋―パーキンソンの歴史法則 (1964年)


【私の評価】★☆☆☆☆(53点)


要約と感想レビュー

 英国人の歴史観です。世界大戦によって、覇権は英国から米国に移りました。


 大きく見ると、西洋と東洋でも一方が力を持ち、ある時は一方が拡大し、その後は他方が拡大するという振幅があるとしています。


 次の100年は、東洋の番だと思いますが、どうなるのでしょうか。
 

この本で私が共感した名言

・1906年に最新精鋭の英国軍艦ドレッドノートが進水し、英国がごくわずかしかリードしていない建艦競争がはじまる・・・だが、金が費やされることになったのは、海軍に対してではなかったのだ。その大部分は老齢年金にあてられ・・・実際上はもっと高くついた(p348)


・十二万の英連邦軍が六万の日本軍の攻撃のまえに崩壊した1941年のシンガポール陥落とともに、英国はその威信を永久に失った(p361)


・ロシア人に実際にあれほどの前進を許してしまったのは、二百年にわたる日本人の中立主義だった。彼らも日本人もふたたびかかる失敗をおかさぬだろう(p402)


東洋と西洋―パーキンソンの歴史法則 (1964年)
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C.N.パーキンソン
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【私の評価】★☆☆☆☆(53点)



著者経歴

 C.N.パーキンソン・・・1909年生まれ。1934年まで大学で学術的著作に従事。その後、大学で教鞭をとり、1957年「パーキンソンの法則」を発表。パーキンソン研究所を設立して、経営コンサルタントとして活動。


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