【私の評価】★★★☆☆(76点)
■ライオンやコカ・コーラでマーケティング責任者として
実績を出してきた魚谷さんの経験を綴った一冊です。
コカ・コーラではジョージアや爽健美茶の
キャンペーンを行い、社長にまで登りつめました。
■広告やキャンペーンを企画するときの
魚谷さんのスタンスは自分が納得するまで
突き詰めるということです。
自分が納得しなければ、キャンペーンを
延期までしてしまうという徹底さです。
・「こんなものはやってもムダだ」「こんな投資は・・・
こういうときにこそ、マーケティング担当者としての真価が
問われます。社内からの反発を受けたとき、ブレないことです。
信念を持って、姿勢を変えないことです。(p184)
■そしてそれを支えるのは、
ライオン時代に培ったマーケッターとしての
現場感覚です。
とにかく現場で人間を観察し、
大衆という人間の集団の特性を
理解できるのかどうかということなのでしょう。
・いつもお客さんの目線に立たないとダメだ・・・
売り場に行ったらじっーとお客さんを見る。
どんなふうに商品を選んでいるか。
それを現場で観察して、理解するところから、
このビジネスは始まるんだ(p56)
■「やってやろう。でも、評価されないならそれでもいいや」
といった感覚の面白い人だな、と思いました。
仕事は何でも徹底してやってみると
面白くなるのかもしれませんね。
サラリーマンにとって仕事の意味を考えさせられる
良い本だと思いましたので、
本の評価としては★3つとしました。
魚谷さん、よい本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・ここで大事になるのが、消費者への共感と、
そこから一歩先に進んだ感覚。・・・
現場にこそ、その感覚をとらえるヒントがある(p106)
・まず一番若い社員に意見を言わせるのです。大事なことは、
若い人ならではの独特の感覚であり、意見です。(p174)
・新製品の提案は、A4の紙一枚、
説明は三分で(p203)
・話す技術。一番やってはいけないのは、スクリーンを見ながら
話をしてしまうことです。・・・聞いている人の顔を見て、
情熱を込めて話す。それが必要です。(p145)
ダイヤモンド社
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企画力+現場力の融合
スペックで商品は売れない。こころをつかむブランドイメージも大切だ。
履歴書
マーケティング好きの人に元気を与える
マーケティングの本ではありません【私の評価】★★★☆☆(76点)
■著者紹介・・・魚谷 雅彦(うおたに まさひこ)
1954年生まれ。
ライオン入社。83年MBA取得。
89年欧州食品メーカーに転職するが、その後買収され、
クラフト・ジャパンに転籍。
91年同社代表取締役副社長。
94年日本コカ・コーラ取締役上級副社長。
01年代表取締役社長。
06年会長。
■関連書評■
a. 「売上2億円の会社を10億円にする方法」五十棲 剛史
【私の評価】★★★☆☆
b. 「あたりまえだけどなかなかできない 集客のルール」岡本 士郎
【私の評価】★★★☆☆
c. 「究極のマーケティングプラン」ダン・S・ケネディ
【私の評価】★★★★☆
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