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「中山成彬はなぜ日教組と戦うのか」伊藤 玲子

2010/02/02公開 更新
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中山成彬はなぜ日教組と戦うのか

【私の評価】★★☆☆☆(65点)


■日教組の活動を批判的に指摘する一冊です。


 そういえば、よく校長が卒業式の日に
 自殺したりしますが、
 日教組の活動が関係しているようです。


・どうしても校長として責務を果たそうと「卒業式・入学式に
 国家を斉唱したい」と主張する校長は、組合教員に徹底的に
 いじめられ、自殺にまで追い込まれるのである。例えば、
 広島県では既に20名以上の校長がこの問題で自殺に
 追い込まれている(p43)


■また、それだけ日教組が力を持っているのは、
 人事権を持っているところがあるようです。


 本来のあるべき姿をそこまで曲げて、  
 そこまでやるのは一つの政治組織と
 いうことなのでしょう。


 よい本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・かつて日本共産党の志賀義雄が「共産党が作った教科書で
 社会主義を信奉する日教組の教師がみっちり反日教育を施せば、
 30年、40年後には、その青少年が日本の支配者となり指導者
 となる。ドンパチ戦争をしなくても国家解体、革命達成はできる」
 と言った(p41)


・山梨県教組は県教育委員会や市町村教育委員会の要職を
 組合出身者で押さえている・・・それゆえ、教員の定期異動
 については、山梨県教組の各支部の幹部と地域の教育事務所が
 相談して決定する形となっている(p158)


・三宅議員は次のように指摘する。「日教組に対する
 批判・攻撃を開始すれば、知らぬうちにその用心棒的
 存在である部落開放同盟が全面に立ちはだかってくる(p187)


中山成彬はなぜ日教組と戦うのか
伊藤 玲子
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4 教育、正しい方向へ
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【私の評価】★★☆☆☆(65点)



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