■建設業界は、工事の簡略化を進め、
実際の建設作業は下請け、孫請け企業に
やらせる形となっています。
そうした業界の中で、
本物の技術を持った大工を育成する企業を
経営しているのが秋元さんです。
・大工や職人といった現場の担い手を、
丸ごとアウトソーシングしてもいいのだろうか?(p4)
■大卒の大工もいるという技能集団の
経営の秘密は、やはり高品質を求める
トップ5%の顧客の確保にあるようです。
これは秋元さんの営業力によるところも
あります。
それは、特命受注を可能とする
情報提案営業と、口コミによる
評判なのでしょう。
・一般の営業マンはともすれば人間関係から入ろうとしますが、
私の場合は情報交換から入ります。お互いに情報を出しあって、
一緒に勉強していくというスタンスです。(p104)
■「日本の大工の技術を残していくのだ」、
そうした思いが伝わってくる一冊でした。
そしてその思いを実践しているところがすごい。
秋元さんの思いと実践のすごさに
★4つとしました。
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・うちでは現場にお客さまの顔写真を掲示しています(p42)
・「ことしは不景気だから採らない」・・・と採用を見合わせる
会社がありますが、それが3年、5年も続くと、結果的に
その会社にとって大きな損失になると思います。(p159)
・元請け、下請け、孫請け・・・と、今の日本の建設現場は
階層がはっきり分かれています。・・・実際には利益が
相反しているので対立が起こりやすい。お互いに責任をなすりつける。
お互いに反目し合って、いいものが作れるわけがありません。(p93)
▼引用は、この本からです。
PHP研究所
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本当に内製化は革新的なビジネスモデルか
ちょっと物足りない
業界の異端児は、やっぱ、面白い
信用【私の評価】★★★★☆(83点)
■著者紹介・・・秋元 久雄(あきもと ひさお)
1948年生まれ。
大手ハウスメーカー、ゼネコンに在籍し、トップ営業マン。
1989年平成建設を設立。
大卒、大学院卒の大工や職人を正社員として採用。
エリート建築技能集団として注目されている。
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■関連書評■
a. 「千年、働いてきました」野村 進
【私の評価】★★★★☆
b. 「訪問しないで売れる営業に変わる本」菊原 智明
【私の評価】★★★★☆
c. 「凡人の野望」平 秀信、廣田 康之
【私の評価】★★★★☆
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