日本経済新聞社
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■信越化学工業において
経理・財務部門を担当した
金児さんの一冊です。
会計の本にしたかったようですが、
私には国際企業の財務担当者の経験談と
感じました。
■財務担当役員は資金調達をどう考えているのか。
為替リスクはどうするのか。
M&Aの際にどう考えるのか。
こうした点について、
著者の経験談を教えてくれるわけです。
・何もしないことがデリバティブ?・・・
究極のリスクヘッジ(p178)
■経営者というものは、
財務的な視点を持ちながら、
お金についての方針を示すことが
できなくてはならないのだな、と思いました。
ワンランク上の会計のイメージを
知るのに良い本だと思います。
本の評価としては★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・原価計算は、やるとしたら必ず社長がやらなければなりませんね。
社長は副社長、専務、常務、取締役、経理・財務の幹部の人たちよりも
詳しくなければならないのです(p134)
・投資完了直後の「フル生産・フル販売」が大事(p164)
・信越化学も、社内金利という制度をちゃんと設けています。
社内で金利を設定して、たとえば短期金利は二%、長期金利は五%など・・・
各事業部の売上債権、在庫、固定資産にかけているのです(p170)
▼引用は、この本からです。
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筆者のファンになりそうです
会計部門以外の方にもお勧めです【私の評価】★★★☆☆(73点)
■著者紹介・・・金児 昭(かねこ あきら)
信越化学工業顧問。
1936年生まれ。61年信越化学工業入社。
92~99年常務取締役(経理、財務、法務、資材)
金融監督庁顧問などを歴任。
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■関連書評■
a. 「稲森和夫の実学」稲森和男
【私の評価】★★★★★
b. 「財務を制するものは企業を制す」井原隆一
【私の評価】★★★★★
c. 「アメーバ経営」稲盛 和夫
【私の評価】★★★★☆
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