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■Jリーグを作った川淵キャプテンの
生き様をまとめた一冊です。
川淵キャプテンは、サラリーマンとしては
悪く言えば生意気な扱いにくい人だった
ようです。
■しかし、51歳で子会社出向となったおかげで、
日本サッカーリーグの立ち上げに
参加することとなり、リーダーとしての
才能を発揮することができたわけです。
サラリーマンとしてはマイナスとなった
「強い信念」というものが、
Jリーグ立ち上げというプロジェクトにおいて
プラスになったのでしょう。
これも一つの運命であったと
言えるのかもしれません。
・仕事で何かを成し遂げるために、
私は自らに「ぶれない」ことを課します。・・・
「ぶれない」、それが行動の芯です。(p167)
■本書を通じて、川淵さんの指導者としての
経験は興味深いものでした。
自分の意思を伝えることのむずかしさ、
そして人間関係。
だれでも試行錯誤を繰り返している
永遠の課題なのでしょう。
・「以心伝心」が、実はあまりあてにならない(p34)
■川淵さんが自分で原稿を考えたなと
分かる本だと思いました。
何かを成し遂げる人はやはり違う、
と思える本でしたので★4つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・もっとも重要なのは「私利私欲」を捨てて、
組織の目標のために自分はどこまでも貢献する、
といった揺るがない軸だと思います。(p36)
・私は人に好かれたくない。
好かれたくないと割り切っているから、
言うべきこともはっきり言えるし、
思い切った行動ができる(井村雅代)(p67)
・10人いたら8人の意見ではなく、
2人、もしくは3人の少数意見のほうを
深く聞くようにしていました(p95)
・現場に何が必要か感じ取る・・・
Jリーグが始まった当初、私はすべてのスタジアムに
視察に行きました。視察だと、大げさに知らせることなく、
スタジアム行きのバスに乗り、雨の中、ゴール裏に立って
観戦(p105)
・「ない」より「ある」人生・・・
私が考える失敗とは、ミスをすることではなく、
ミスを取り返そうとしない消極的な姿勢なのです(p141)
▼引用は、この本からです。
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川淵キャプテンの意外な一面を知り、リーダーのあり方を示す本
1−3 以心伝心の限界より
日本サッカーを飛躍させたマネジメント術
独裁者が必要な時
51歳で古河辞めて、Jつくって、W杯出て、W杯主催したんだからたいしたもん【私の評価】★★★★☆(86点)
■著者紹介・・・川淵 三郎(かわぶち さぶろう)
1936年生まれ。大学2年生でサッカー日本代表。
61年古河電工入社。
70年に現役引退後、古河電工監督、日本代表監督。
88年日本サッカーリーグ初代チェアマン。
91年Jリーグ立ち上げ。古河電工退職
2002年日本サッカー協会キャプテン(会長)。
現在は名誉会長。
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■関連書評■
a. 「オシムの言葉」木村元彦
【私の評価】★★★★★
b. 「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」齊藤 正明
【私の評価】★★★★★
c. 「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」香取貴信
【私の評価】★★★★☆
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