加藤 諦三
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
■加藤さんの多くの著書は、
自分の感情に素直になりましょう、
ということを紹介しています。
他人の期待に合わせたり、
社会の常識に自分を合わせることは
義務ではないと教えてくれるのです。
・期待されたことを義務とカン違いするな(p110)
■しかし、この世の中に
人の期待を裏切らないために
自分の気持ちを押しつぶしている人の
いかに多いことか。
加藤さんは、世の中を観察してみると、
他人に好かれようとする人は、
他人に好かれるわけではないよと
教えてくれます。
・相手に好かれたい、重要と思ってもらいたいと、
自分をいつわってまで頑張るのだが、相手は喜ばない・・・
逆に、自分が本当にやりたいことを思う存分やりながら、
皆に好かれている人もいる。(p73)
■世の中には、他人に好かれようとして不幸になり、
そうした自分の基準を他人にも適用して
批判する人が存在します。
大切なのは、
そうした事実を知ることでしょう。
・私から見ると、親父は不幸なように見えた。
そして、自分の不幸をいやすために、
他人も不幸でなければならなかった。(p130)
■最終的には、自分に正直ということに
なるのですが、
これがまた難しい。
いかに自分を確立するか。
自分を認めることができるか。
私は、何か自分の好きなことに
打ち込むしかないと考えています。
・この人生で大切なことは、自分に正直ということである。
私は、自分の二十代を振り返って、
自分に正直でなかったと思う。(p176)
■非常にまじめな本で、とっつきにくいのですが、
良いことを書いていますので、
★3つとしました。
良い本をありがとうございます。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・それにしても、
なぜそんなにほめられたいのか?
その点をはっきりさせることが大切である。(p3)
・いかにも豪放らしく振舞うのは、自意識過剰だからであろう。
いかにも温かそうに振舞う人も、自意識過剰で心の冷たい人である
場合が多い。・・・平凡なことが、実は大変難しいことでもある(p32)
・うつ病者の病前性格の特徴のひとつは、
八方美人ということである。(p93)
・自己形成には、安心感が必要である。
そして、自己のある人は、安心感を持っている。・・・
従って、少々のことではカーッとなったり、
絶望したりはしない(p123)
・嫌いなことは嫌い。楽しくないことは楽しくない。
それを自分に一度はっきりさせることであろう。
自分の汚い欲望―あいつをなぐりたい、あの人をけとばしたい、
・・・をはっきりと自分の眼の前につきつけることである(p148)
・自分の欲求、つまり自分は何が好きか、本を読むのが好きか、
外でとび回っているのが好きか・・・ということが大切なのである。
自分の適性が運転席に座っている。
それが自己実現した人間である(p155)
・自分の自分に対する期待をもった人は、ただ全力を尽くす・・・
しかし、他人の期待の重圧にさらされている人は、
当然、失敗を怖れる。力が出しきれない。(p164)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
■著者紹介・・・加藤 諦三(かとう たいぞう)
1938年生まれ。
早稲田大学教授。
バーバード大学ライシャワー研究所研究員。
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■関連書評■
a. 「すべての出来事をチャンスに変える心理学」加藤 諦三
【私の評価】★★★★☆
b. 「自分を嫌うな」加藤 諦三
【私の評価】★★★☆☆
c. 「感情を出したほうが好かれる」加藤 諦三
【私の評価】★★★☆☆
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