■気鋭の小説家による南米放浪記です。
ブラジルとコロンビアを回っています。
日本と正反対の地にある
ブラジル・コロンビアは、
日本人とまったくちがう人たちが住んでいるようです。
明るく、人なつっこく、そして、いいかげん。
これをラテン気質と言うのでしょうか。
■わたしの友人にもブラジル留学した人がいますが、
ブラジルから離れられなくなる日本人留学生が、
多いそうです。
開けっぴろげで、スタイルが良いこの国の女性に
引っかかってしまう人が多いのです。
・現地の日系人に言わせると、このカリという街は、
よほど厳しく自分を律しない限り、金を持つ者にとっては、
とめどもなく堕ちてゆける場所なのだという
売春宿、カジノ、宝くじ、ディスコティカ・・・(p32)
■わたしも、死ぬ前には一度
南米を見てきたい、
日本と全くちがう文化を持った国々を
歩いてみたい、そう思わせてくれる一冊でした。
本の評価としては、★3つとします。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・このコロンビアという国は、社会法規の上に成り立った
システムで動いているのではなく、しょせんは個人の
ネットワークのつながりで動いている国なのだという(p53)
・だいたい日本人は、あまりにも気安く現地人に
カネやモノを与えすぎだ。そうすることにより、
その場限りのトラブルを避けようとする
さもしい魂胆が見え見えなのだ。(p96)
▼引用は、この本からです。
幻冬舎
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南米をぶらつく
「ワイルドソウル」の取材・放浪記
取材の成果は作者の行動力の賜物
まさに命がけ
ただの紀行エッセイではない【私の評価】★★★☆☆(74点)
■著者紹介・・・垣根 涼介(かきね りょうすけ)
1966年生まれ。
2000年「午前三時のルースター」でサントリーミステリー大賞。
04年「ワイルド・ソウル」で大藪春彦賞など受賞。
05年「君たちに明日はない」で山本周五郎賞受賞。
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■関連書評■
a. 「上海のMBAで出会った中国の若きエリートたちの素顔」岡本 聡子
【私の評価】★★★☆☆
b. 「万国「家計簿」博覧会」根岸 康雄
【私の評価】★★★★☆
c. 「国家の品格」藤原 正彦
【私の評価】★★★★★
d. 「台湾人と日本精神」蔡 焜燦
【私の評価】★★★★★
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