■エジソン発明品収集家の著者が教えてくれる
発明家エジソンの生い立ちです。
エジソンの持ち前の好奇心を大きく育てたのは、
やはり母親ナンシーの育て方だったようです。
・トーマス・エジソンの場合における閃きは、
実は少年時代の「なぜ、なぜ」に始まる。
風はなぜ吹いてくるの?空はナゼ青いの?・・・(p56)
■学校で「なぜ、なぜ、なぜ」と聞くエジソンを
先生は落ちこぼれとしました。
それに反発した母ナンシーは、
自分でトーマスを教育することにして、
家の百科事典などでトーマスと一緒に勉強しました。
また、夜寝る前には、
トーマスに本を読み聞かせることで
読書の楽しさを教えました。
・ナンシーは面白そうな本を手当たりしだいに息子に
読み聞かせた。慣れてくると、シーザーの『ガリア戦記』、
ギボンの『ローマ帝国衰亡史』まで、範囲を問わず、
面白いと思われる著作を次々に読み続けた。(p31)
■このように子供のころのエジソンは、
欠点も多い子供でしたが、常にエジソンを認めて助言してくれる
母親と共に考え、勉強していったのです。
エジソンは子供の頃から、野菜を売ったり、
新聞を売る商売に手を出しますが、
母ナンシーは温かく見守っていたようです。
・何があっても、支えてくれた母がいたから、今の私がある。
母だけは何があっても、あるがままの私を理解してくれた。
どんなに苦しいときでも、母を喜ばせたくて私は努力を
続けることができた。(p40)
■この本を読んで、子供の「なぜ・・・なの?」という質問は、
とても重要なものであることがわかりました。
そうした好奇心をどうやって育ててあげるかで、
子供の将来は大きく変わっていくのでしょう。
好奇心の大切さを教えてくれる一冊ということで、
本の評価としては★4つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・考える楽しさを知ったとき、
その人の心の中に革命が起きる。
それは新しい、しかも驚異的な成長の始まりである。
成長は一生続く。(p94)
・次の五つは、一体誰の発明だろうか。
(1)発電機(2)強化セメント(3)ベニヤ板
(4)ゴムの絶縁体(5)ハイウェイ(p134)
・母ナンシーからひと言・・・私がトーマスを叱ったのは、
彼が何もせずに怠けたとき、そして始めたことを簡単に
あきらめたときだけです。本当の失敗とは、
何もしないことを指すのではないでしょうか?(p149)
▼引用は、この本からです。
講談社
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子供の心に「情熱」を残す教育
目からうろこの話が満載です!
新しい切り口のエジソンの伝記です。
この本にはたくさんの素晴らしいフレーズが眠っています【私の評価】★★★★☆(88点)
■著者紹介・・・ヘンリー幸田
日本企業数十社の顧問を務める。
日米知的財産権問題の権威。
創価大学ロースクール教授。
─────────────────
■関連書評■
a. 「快人エジソン」浜田 和幸
【私の評価】★★★☆☆
b. 「プロは逆境でこそ笑う」西田 文郎、喜多川 泰 他
【私の評価】★★★★☆
c. 「考える力やり抜く力私の方法」中村修二
【私の評価】★★★★★
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