【私の評価】★★☆☆☆(65点)
■電力の鬼といわれた松永 安佐エ門が伝える
福澤諭吉の人となりです。
■福沢諭吉は非常に
素直な人だったようです。
権威などは関係なく、正しいことは正しい。
地位や役職に関係なく、
効果のあることは正しい、というスタンスです。
・先生は何も、新しいからよい、古いからわるい、と一概に
きめてかかられたのではなく、新しくとも悪いことはわるい、
古くとも良いことはよいと、つねに幅ひろい、ゆとりをもった
ものの見方、考え方をしておられたのである。(p48)
■また、福沢諭吉の著作は、
出版社経由で売るのではなく、
自分で印刷し、書店に手数料を払い売るという
自費出版のようなことで得ていたとのこと。
著作権や印税などの制度が不確定で
著者に不利なことが多かった当時、
こうした判断は福沢諭吉の行動力の現れのような
気がしました。
■松永 安佐エ門は有名な方ですが、
やはり断片的な話が多かった印象でした。
もうちょっと福沢諭吉については
研究が必要な気がしました。
本の評価としては★2つとします。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・先生はよく、邸内や寄宿舎にハナ緒が切れたまま
放り出されていた下駄や草履を集めて、
せっせと自分でハナ緒をすげておられた。(p31)
・「河にいて水を惜しみ、山にいて薪を節するの覚悟なければ、
とかく世帯は持てぬものなり」
これは福澤先生の家庭経済訓の一節である(p167)
▼引用は、この本からです。
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福沢を知っている人でなければ書けない内容【私の評価】★★☆☆☆(65点)
■著者紹介・・・松永 安佐エ門(まつなが やすざえもん)
1875年生まれ。「学問のすすめ」を読み感激し、
慶応義塾に入学。福澤桃介と福松商会を設立し、
その後、福博電車、名古屋電灯、東邦電力などで専務、社長を
歴任する。東京電力の取締役として、電力会社再編を指揮する。
終戦後、電気事業再編成審議会会長とし9電力体制を実現し、
「電力の鬼」と呼ばれた。1971年没。95歳。
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■関連書評■
a. 「福沢 諭吉 国を支えて国を頼らず」北 康利
【私の評価】★★★☆☆
b. 「福翁百話」福沢 諭吉
【私の評価】★★☆☆☆
c. 「孔子 人間、どこまで大きくなれるか」渋沢栄一
【私の評価】★★★★☆
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