■45歳のときに、農作業中に
機械で両手を切断してしまった大野さんの一冊です。
両親、子どもの応急処置により、
大野さんは一命をとりとめました。
(私も読んでいて気分が悪くなり、
通勤電車から降りてしまいました。
本人のショックはいかほどでしょうか)
■大野さんは、両腕を失ったショックと、
両腕の激痛に苦しみながら、
腕に筆をくくりつけて、文字を書いてみました。
書けました。
・両手先ありませんが、
まだまだこれくらいのことでは
負けません
私にはしなければならないことが
たくさんありますし、多くの人が
私をまだまだ必要としているからです 勝彦(p50)
■両手のない腕で文字を書いているうちに、
生きる希望が湧いてきました。
文字を書き、感謝の手紙を書き、
自然の写しさを絵に描いていったのです。
・一枚描きあがるたびに、バンザイをしたくなる気持ちになりました。
・・・お見舞いに来てくださった方へのお礼状書きも、
あのときの仕事でした。数えてみるとのべ人数千四百人。(p103)
■大野さんは、45歳までまったく感謝という
感情を持たずに生きていたそうです。
それが、両手を失ったことで、
感謝の心で生活できるようになったのです。
自分の美術館をつくるという夢を持ち、
それも実現しました。
大野さんの写真は、素晴らしい笑顔なのです。
■人間というものは失ってみないと、
その大切さがわからない動物なのでしょうか。
いや、そうではない。
自分の姿を見て、その大切な
腕、足、目、そして自分の命に感謝してほしい。
自分の命に感謝して、全力でその素晴らしい人生を
全うしてほしいという大野さんの声が聞こえるようでした。
本の評価としては、★4つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・わたしより あなたのほうがよっぽど
かわいそうなのかもしれませんよ
わたしの中には
楽しい夢がいっぱい
温かい心がいっぱい(p111)
・わたしたちは生きていく中で、
たくさんの気づきをいただきながら、
心身ともに成長していくものなのではないでしょうか。
わたしの場合の信号は、少々荒治療でした。(p201)
・わたしは、わたしに勇気と元気をくれた子どもたちのためにも、
声を大にして言いたいのです。
もっと自分を好きになってください。
もっと自分を認めてあげてください。
もっと自分に自信をもってください。(p206)
▼引用は、この本からです。
サンマーク
売り上げランキング: 1676

人間の使命
日常の中のしあわせを感じるこころ
かかってこいって。【私の評価】★★★★☆(87点)
■著者紹介・・・大野 勝彦(おおの かつひこ)
1944年生まれ。高校卒業後、実家の農業を営む。
1989年、トラクターに手を巻き込まれ両手切断。
失意のどん底のなかで、腕に筆をくくりつけて詩を書き始める。
1991年、初めて個展を開催。
2006年までに3000回の講演会を行う。
現在、熊本県に「風の丘 阿蘇 大野勝彦美術館」、
大分県に「風の丘 美瑛 大野勝彦美術館」
北海道に「風の丘 美瑛 大野勝彦美術館」がある。
─────────────────
■関連書評■
a. 「最後の授業DVD付」ランディ・パウシュ
【私の評価】★★★★★
b. 「ラッキーマン」マイケル・J・フォックス
【私の評価】★★★☆☆
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキング
に投票する

![]()
| メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 35,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 |
| 配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|一日一冊:今日の名言






![成功者の習慣 成功する人は何が違うのか[CD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BiS9mxuNL._SL75_.jpg)


























![影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41dnX2kbwFL._SL75_.jpg)




































































































コメントする