【私の評価】★★★☆☆(70点)
■織田信長、武田信玄、毛利元就、
蓮如、豊臣秀吉、世阿弥という
戦国の世に活躍した偉人を紹介する一冊です。
■責任編集を行っている堺屋太一さんの言うとおり、
確かに歴史は面白い。
特に戦国の時代は、技術の進歩により、
農業生産が増え、人口の増加もはじまる。
そして、力をつけてきた勢力が、
それまでの身分重視の伝統から解き放たれ、
下克上というように、権力を持つことができる
ようになってきた時代なのです。
■本書では、やはり堺屋太一さんが書いた
「織田信長」が秀逸でした。
兵農分離、鉄砲の導入、成果主義の人材評価、
楽市楽座による経済の自由化、租税の公平化、貨幣の統一、
道路の整備、武装宗教勢力の排除とその合理性と
革新性はすごいものがあります。
・当時はかなりの領地を持ち、僧兵や信徒兵を持つ寺社が各地にあり、
大名の手も及ばぬ治外法権を誇っていたばかりか、その経済力と
武力と信徒の数で政治や行政にも容赦なく介入した(p52)
■中学生のときに読みたかった一冊です。
歴史マンガと司馬遼太郎とこうした歴史本を
組み合わせれば、歴史好きができるはずです。
本の評価としては★3つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・本当の歴史には、分かり難い人名や細かな年代など
ほとんど必要がない。重要なのは、世の中の大きな流れであり、
なぜにそうなったかという因果の追求であり、その原因と結果を
もたらした人間の知恵と行動に対する理解である(p7)
・名将とは、常に自軍の長所を活かし、敵軍の短所を衝く。
凡将は、自軍の短所に不満を持ち、敵の長所に脅える(p62)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(70点)
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