「サラリーマン長者 会社を辞めずに年収と幸せを10倍にする方法」吉江 勝

【私の評価】★★★☆☆（71点）

要約と感想レビュー

■著者は、人材派遣会社で
　トップ営業マンとして働いていました。

　そして、トップ営業マンとして
　雑誌に紹介されると、
　人材派遣のノウハウを売ってくれという
　社長が現れたのです。

　つまりプロになれば外部でも食える。
　売れる技術があれば、どこでも
　食っていけるということです。

・複業のヒント、儲けの種は、すでにあなた自身の中に眠っている・・・　だから、本業をおろそかにしてはいけません。（ｐ50）

■著者は、社長へのノウハウ提供を断って、
　自分で人材派遣情報をレポートにまとめ、
　自分のホームページで売り始めました。

　いわゆる情報商材ビジネスです。
　自分にとっては当たり前でも
　それに金を払ってでも知りたいという
　人は存在するのです。

　そして、情報商材が売れなくなると、
　それを法人に売却しました。

・人材派遣関係に携わっている人にとってみれば常識的な話・・・レポートにまとめ、自分のホームページを作ってそこで販売することにしました。（ｐ15）

■この話からわかるのは、
　自分が当たり前と思っている本業の知識が、
　売れるということです。

　知識→売れる→もっと勉強→もっと売れる

　こうした良い循環により
　自分の知恵が増え、収入も増えて
　いくことになります。

　世の中には、仕事はきっちりと仕上げて、
　空いた時間を自分の能力向上に
　使っている人がいます。

　一つの仕事への取り組みの視点として
　参考となる本だと思います。
　本の評価としては、★３つとしました。

この本で私が共感した名言

・私は漠然と金持ちになりたかったので・・・手始めにビジネスで成功している人たちに、その秘訣を聞きに行くことにしました（ｐ67）

・情報商材は安いほど売れるというものでもありません。

・情報を発信するには、まず自分が広く情報をインプットしなければなりません。そのために、私は毎月、読書やセミナー、勉強会に収入の３０～４０％（時にはそれ以上）を充てています（ｐ156）

▼引用は、この本からです。

【私の評価】★★★☆☆（71点）

著者経歴

　吉江 勝（よしえ　まさる）・・・三井物産、ＮＴＴなどで営業を担当した後、人材サービス会社勤務。副業として経営コンサルタント。

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