「祖国とは国語」藤原 正彦

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祖国とは国語 (新潮文庫)

【私の評価】★★★☆☆(73点)


■あまり子どもに「勉強しろ」と言わなかった親が、
 子どもが学校から「20点」のテストの結果を持ってくると、
 ショックを受けるでしょう。


 同じように、日本は「ゆとり教育」を実践して、
 国際学力調査の結果にショックを受けています。


■こうした中、藤原さんの主張は、
 限りある授業時間のなかで、
 日本語を強化しよう。


 それも「読む」「書く」が
 大切ということです。


■寺子屋のように読み書きを強化して、
 あとは教科書を面白くする。


 面白くするというのは、
 円周率を「3」にすることではなく、
 逆に内容を濃くするということなのです。


  ・算数と数学の教科書を見た第一印象は概して「つまらない」
   である・・・なるほどこれでは数学はつまらないだろう、
   数学離れも仕方ない、とさえ思えてくる(p53)


■実は、こうした教育論議よりも、
 藤原さんのエッセーが面白いのがこの本の魅力です。
 鼻毛を抜きながら書いたこの本を楽しんでください。
 本の評価としては、★3つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・私には、数学の問題を考える時に
   鼻毛を抜くという癖がある(p106)


  ・情報を伝達するうえで、読む、書く、話す、聞くが最重要
   なのは論を俟(ま)たない。・・・海外から帰国したばかりの
   生徒がよくつまずくのは、数学の文章題である。(p15)


  ・紳士の国イギリスこそ、スパイや傍受や暗号解読の
   チャンピオンである。彼等は、「愚者は武力に頼り、
   賢者は情報に頼る」と信じている(p77)


▼引用は、この本からです。

祖国とは国語 (新潮文庫)
藤原 正彦
新潮社
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おすすめ度の平均: 4.0
4 やっぱ国語っすね!
4 国語が全ての学習の基礎に全く同感
5 早期英語教育への反対と「祖国とは国語」という点では,私は藤原派です。
4 国語への情熱
5 おススメいたします

【私の評価】★★★☆☆(73点)



■著者紹介・・・藤原 正彦(ふじわら まさひこ)

 1943年生まれ。お茶の水女子大学理学部教授。
 故・新田次郎と藤原ていの次男。著書多数。


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