【私の評価】★★★★☆(87点)
■大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)
という「修行」があるらしい。
高低差1300メートル往復48キロメートルを
一日16時間かけて往復し、それを1000往復、
48000キロメートル歩き続ける修行です。
(地球一周より長いじゃないですか)
■この本を読むと、確かにこの大峯千日回峰行は
すごいな~と思います。
しかし、本当にすごいな~と感じるのは、
著者が、「苦行だから悟れるのではない。
生きていく中で悟ることができる。
人生はすべて修行である。」
と言い切っていることです。
・山で修行した人だけしか悟れないというものではない。
それぞれの生活の中で、それぞれに与えられた役目を
果たしていく中で、心を研ぎ澄ませ、目を凝らし、
耳を澄ませたとき、いろいろなことが悟れる(p237)
■私も1751の本の感想を書いてきましたが、
一日一日続けていると、だんだんと、
世の中で、それぞれの役割を地道に行っている人の
すごさを実感し、感謝の気持ちが出てくるようになりました。
つまり、毎日、料理を作っている家内、
24時間発電所を運転している人など、
社会を支えている人たちへの感謝です。
・雨の日には「雨さん、ありがとう」
生かされているという当たり前のことが、
心からありがたいという心になったとき、
本当の幸せを得ます。(p184)
■この本の最後に、あほう(ちょっとバカ)になることが
難しいと書いてありました。
まったくそのとおりだと思います。
成功哲学の最終段階はそこにあるのでしょう。
・一に勤行、二に掃除、三に追従、四にあほうと申します。
勤行、掃除、追従(人が喜ぶことを言う)までは誰でもできる
のですが、四番目のあほう(自分を捨てる)には
なかなかなりきれません。(p243)
■非常に大切なことが書いてある本でした。
しかし、そのすごさがすべての人にわかるのだろうか?
と感じながら、本の評価としては★4つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・苦と思えば苦、楽と思えば楽(p21)
・「どんなに偉くなっても、人の下から行きなさい。
皆さんにお仕えさせていただくという気持ちは
忘れてはいけない」(母の言葉)(p51)
・過ぎ去ったことをくよくよしない、
これから起こりうることに思い悩まない、
そのときに応じて懸命に努める、
今日一日を大切に生きて、恨みや憎しみといった瞋恚(しんに)の
感情を心に蔵い込んでおかない(p252)
▼引用は、この本からです。
致知出版社
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一気に読みました
仙台に高僧あり!
日々の生活が修行であることを
感謝の心
本書を一言で要約すると・・・、【私の評価】★★★★☆(87点)
■著者紹介・・・塩沼 亮潤(しおぬま りょうじゅん)
1968年生まれ。
1987年吉野山金峯山寺で出家得度。
1999年吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人目となる
大峯千日回峰行満行を果たす。
2000年四無行満行。
2006年八千枚大護摩供満行。
現在、仙台市秋保・慈眼寺住職。
─────────────────
■関連書評■
a. 「ブッダの教えがわかる本」服部 祖承
【私の評価】★★★☆☆
b. 「幸せになる法則」丸山 敏雄
【私の評価】★★★☆☆
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