「創価学会とは何か」山田 直樹

創価学会とは何か

【私の評価】★★★☆☆(74点)


■公明党が発案した2兆円規模の定額給付金が実施されます。

 そういえば、昔、竹下首相のときに
 地域振興券というものがありました。

 公明党は、自民党と組んで、すでに
 日本国を動かす与党ですので、日本人として、
 公明党について勉強してみることにしました。


  ・与党入りで公明党が条件として提起したのが、
   経費も含め7700億円もの巨費を投じた
   「地域振興券(=商品券)」である。(p21)


■公明党といえば、創価学会が支持母体であることは、
 だれもが知っていることです。

 電車の中刷りによくある「SGI」も創価学会ですし、
 最近はテレビで創価学会のCMをよく見かけます。

 創価大学、聖教新聞などあらゆる分野で
 活動していることがわかります。


  ・"王仏冥合"・・・その望みを実現させるために
   池田は二つの大きな目標をたてました。一つは公明党を
   作って政治を牛耳り、もう一つが優秀な学会員子弟達を
   政官財各界に送り込み、国家の中枢、重要な部分を自らの
   勢力で抑えてしまおうという"総体革命"です。(p147)


■創価学会は、日蓮正宗の信徒団体であったものが、
 1990年に破門されています。

 こうした経緯のなかで、創価学会と日蓮正宗は、
 激しい中傷合戦、訴訟で戦っているようです。

 日本の宗教はあまり戦いは好まないと思っていたのですが、
 戦いを選ぶ宗教もあるのですね。


  ・90年12月、池田大作・創価学会名誉会長は、
   日蓮正宗の信徒代表である「総講頭」の資格を剥奪される。・・・
   翌年、破門された池田創価学会は、依頼、前章で示したような口汚い
   罵倒や凄まじい攻撃を宗門に対して仕掛けていく。その攻撃の一つが、
   全国各地で起こされていった訴訟である。(p94)


■いろいろあるようですが、
 与党である公明党、創価学会については、
 日本の運命を左右するほどの力を持っていますので、
 これからも注視していきたいと思います。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「ゲス」「ヘビ」「犬畜生!」「カセネタ屋」「薄汚いドブネスミ」
   「人間の皮をかぶった鬼畜」「衣を着た畜生!」「インチキ坊主」
   ・・・こんな言葉で一方的に他人を貶め、嘲罵を繰りかえしている
   「新聞」があるのをご存知だろうか。(p72)


  ・実は、創価学会(フランス創価学会インタナショナル)は、
   95年12月にフランス国民議会に、「カルト(セクト)」と
   報告されている。議会に提出された「セクト調査委員会報告書」の基準には、
    ・多少を問わず反社会的な教説
    ・公共秩序の攪乱
    ・多くの裁判沙汰(p105)


  ・65年に池田が行った大石寺の正本堂建立御供養という
   資金集めで、学会は目標の十倍以上の355億円を集めて
   しまいました。池田は、全国規模の供養について、"将来は一切、
   いたしません"と言っていたのに、これに味をしめて以後、
   次々と金集めを行うようになったんです(後呂雅巳)(p126)


  ・独裁者となった池田は、折々にこんな言葉を残すようになる。
   ・・・「勝つか負けるか。やられたらやりかえせ。世間などなんだ。
   私は恐れなど微塵もない。勇者は私だ。(中略)反逆者には
   『この野郎、馬鹿野郎』でいいんだ」(埼玉指導 89年3月12日)(p168)


▼引用は、この本からです。

創価学会とは何か
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山田 直樹
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1 本当に創価学会とは何か?
5 毒されつつある日本
5 カルト宗教の国政への参加を許すな
5 カルト教団創価学会
5 補足。引っ越しても、学会員が引っ越先地域の信者にチクるからなかなか脱会出来ない

【私の評価】★★★☆☆(74点)


■著者紹介・・・山田 直樹(やまだ なおき)

 1957年生まれ。「週刊文春」の専属記者を経て、
 フリーのジャーナリストに。
 政治、経済、事件、宗教などを取材。


─────────────────

■関連書評■
a. 「お笑い創価学会信じる者は救われない」佐高 信、テリー伊藤
【私の評価】★★★☆☆

b. 「権力の司祭たち」早坂 茂三
【私の評価】★★★☆☆


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