■竹中平蔵さんの講演を聞いたことがあります。
政治家を引退した後でしたので、
「学者の今は好意と善意をもって聞いてもらえるが、
政治家のときは悪意と敵意をもって聞く人ばかりだった」
と言っていたのが印象的でした。
■さて、この本での竹中式勉強法は、
非常にオーソドックスであるのが第一印象です。
というよりも、実際に本人がやっていることだからこそ、
基本に忠実であり、実践的ということなのでしょう。
・「勉強したいこと」が見つかれば、成功したも同然(p28)
■情報は定点観測する、問題集は繰りかえす、
英語はスピーチを暗唱する、逆算で計画するなど、
基本に忠実であることがわかります。
あとは、それを実践できるのか、
できないかなのでしょう。
・私は、有名なキング牧師の「I have a dream」や、
ケネディの大統領就任演説などを必死になって
覚えました。(p130)
■竹中さんの勉強法は勉強になりますが、
それ以上に政治家としての経験から
「聞き上手、ほめ上手になれ」など生きる知恵が
ちりばめられていることが好印象でした。
本の評価としては、★4つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・無駄な消費をするよりは、若いうちは自分に投資する。
そしてお金に余裕があるシニアになったら、今度は
誰かに投資する・・・こんなお金の使い方をする日本人が
増えれば、この国はもっとよくなると思います。(p85)
・受験勉強・・・同じ問題集を、何度も解く(p99)
・小泉さんは大事な話は必ず、相槌も打たず押し黙り、
目をつむって聞く癖がありました。・・・最後まで聞いた後は必ず、
「それはつまり、こういう意味ですか」と念を押される。
そして、「ありがとうございました」と言って引き下がり、
一人になって考えて、最後は必ず一人で決断するのです。(p187)
▼引用は、この本からです。
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少しヒントがほしいときにお薦めします
肩透かしをくらう
気軽に読みやすい本
努力の大切さ
学者の書いた「自己啓発書」【私の評価】★★★★☆(89点)
■著者紹介・・・竹中 平蔵(たけなか へいぞう)
1951年生まれ。日本開発銀行、大蔵省財政金融研究所、
大阪大学経済学部助教授、ハーバード大学客員准教授、
慶応義塾大学総合政策学部教授などを経て
2001年経済財政政策担当大臣。02年に金融担当大臣。
2004年には郵政民営化担当大臣を兼務。
2005年総務大臣。2004年には参議院議員当選。
06年小泉内閣とともに政界引退。
現在、慶応義塾大学教授グローバルセキュリティ研究所長など。
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■関連書評■
a. 「夢をかなえる勉強法」伊藤 真
【私の評価】★★★★★
b. 「頭のいい勉強法」箱田 忠昭
【私の評価】★★★★☆
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