■出世の階段を登るために、
最も困難であろうと思われるのは、
「人間の器」ではないでしょうか。
知識や経験は努力でなんとかなります。
しかし、「人間の器」には、こうすれば器が大きくなる
といった答えはないように思われます。
■しかし!
この本には、「人間の器」を大きくするための
ヒントが書かれてあります。
その基本は、いわゆる詐欺師やエセ占い師が、
多くの人を信頼させ、騙している実践的な手法なのです。
■まず、器の大きい人(カリスマ)を
観察してみましょう。
原則を持っている、信念がある、
余裕がある、バランスが良い・・・
・カリスマに共通することは、
「決して不安を口にしない」
「不安を微塵も感じさせない」ということです。(p43)
■どうすれば、そうした雰囲気を
作り出せるのでしょうか?
人間とは、相手の考えていることを察知する
能力を持っています。
ですから、大きなことを言っても
もし、不安を持っていれば、それは相手に伝わってしまうのです。
ですから、はじめに相手をだます前に
自分をだます必要があります。
つまり自己暗示です。
・"はったり"はやがて"本物"になる・・・
何かになりたかったら、
そのごとく振る舞うこと。
行動こそが、最高の自己暗示なのです。(p47)
■やはり、器の大きい人の行動を
マネすることが、近道なようです。
・走らないこと(p86)
・やたらにうなずかない。
ため込んでからうなずく(p57)
■よく役職が人を作るといいますが、
課長として振る舞っているうちに
課長らしくなってくるのも確かなのでしょう。
人の器(カリスマ)というわかりにくいものに
一つのヒントを投げかける一冊だと思いました。
本の評価としては、★5つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分が本当に信じているセリフ、
あるいは信じ込めるセリフだけをしゃべること(p75)
・理論的に考えても、
最初の自信は
「ブラフでなくてはならない」(p132)
・面倒くさい部下と向き合いながら、
その部下の「後ろ」で、
あなたの愛する人があなたに向かって微笑んでいると想像する(p83)
▼引用は、この本からです。
三笠書房
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小手先かと思いましたが
■カリスマを上手く分解、言語化できていると思います。
小手先のテクニック
基本的なビジネス本であります
揺れない心が身に付く本【私の評価】★★★★★(90点)
■著者紹介・・・石井 裕之(いしい ひろゆき)
1963年生まれ。
セラピスト。催眠療法家。
著書多数。
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■関連書評■
a. 「強いリーダーはチームの無意識を動かす」橋川 硬児、石井 裕之
【私の評価】★★★★★
b. 「ダメな自分を救う本」石井 裕之
【私の評価】★★★★★
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