【私の評価】★★★☆☆(75点)
■東北楽天ゴールデンイーグルスの野村監督の一冊です。
やはり私は仙台なので、
取り上げないわけにはいきませんでした。
■読んで分かるのは、野村監督が凡人であるということです。
球団もライバルが少ないところを選んでいるし、
入団もテスト生。最初はカーブが打てなかった。
才能のなさは、非凡なる努力と知恵で乗り切ってきたのです。
・人間は一人前になるために、どうしても歩かなければならない
道があるのです。その道程が短いか長いか、それだけの違い
ではないでしょうか。・・・少しも苦労とは考えなかった。(p201)
■私には、選手としての野球の話よりも
野村監督の思想、考え方が楽しく読めました。
多分、人を育てること、人をやる気にさせることに
長年悩んできたので、こだわりを持っているのでしょう。
・私は「八つほめて、二つ教える」くらいの感じが、
いい結果に結びついたような気がします。(p126)
■野球の世界では実績が全てですので、
野村監督の考え方の正しさは、
これまでの実績が証明しています。
野球だけでなく組織のリーダーとしての
指南帖として読める一冊です。
本の評価としては★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・どんな細かいことでも、「わかっていると思うが」と
前置きして念を押し、指示を与える。
大事な局面ほど、それが大切です。(p154)
・自分を大切にし、見つめる。工夫をこらしてゆくと、
自分がどんなタイプの選手なのか、わかってきます。
個性は十人十色です。自らのタイプを認識することによって、
進む方向が決まってゆくのです。(p219)
・私の考えでは、ファームの選手はアマチュアなんです。
・・・社風を教え、社会人としての常識を教え、機構を
頭に叩き込む必要があります。(p237)
・「人間には"善人"と"悪人"がいるのではなく、
"弱い人"しかいない」というのは本当だと思います。
その"弱さ"から這い上がれるかどうかは自分自身の問題です。(p243)
▼引用は、この本からです。
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■著者紹介・・・野村 克也(のむら かつや)
1935年生まれ。高校卒業後、南海ホークスにテスト生として入団。
4年目に本塁打王獲得。65年三冠王。首位打者1回、
本塁打王9回、打点王7回、MVP5回、ベストナイン19回。
70年南海ホークス選手兼任監督に就任。
73年パ・リーグ優勝。
90年ヤクルトスワローズ監督就任。4度のセ・リーグ優勝。
99年阪神タイガース監督就任。
06年より東北楽天ゴールデンイーグルス監督就任。
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a. 「マネー・ボール」マイケル・ルイス
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b. 「不動心」松井 秀喜
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c. 「敵は我に在り(下巻)」野村 克也
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