【私の評価】★★★★★(94点)
■交渉術の本では「ハーバード流交渉術」が好きなのですが、
それを超える本が登場しました。
この本です。
■ハーバード流の基本は、
人と問題を分離すること。
つまり、相手の感情には配慮しながらも、
あくまでそもそもの目的を明確にし、
相手に冷静な判断を求めるものです。
・辻さんは、対立を避けるために譲歩せず、
「そもそも~」と交渉の目的を明らかにしました。
それが相手への脅しにもなっています。(p43)
■この本では、こうしたハーバード流に加えて、
弁護士である著者が交渉の場で活用できるコツを
具体例を示して、その対策を教えてくれます。
「仮に○○なら・・・」で相手の情報を引き出したり、
期限を設定したりするなど、相手のウソへの対策などは
いかにも使えそうです。
・私たち弁護士が相手に何かを請求する場合にも、
必ず期限を設定します。(p120)
■社内も含めれば、世の中の仕事は、すべてが( 交渉 )
といえるでしょう。
ですから、すべての人が交渉術を学ぶべきです。
具体例も豊富でわかりやすく交渉術の入門書として最適な
一冊だと思います。★5つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分の取り得る立場と
相手の取り得る立場を
可能な限り多く想定しておくこと(p164)
・人は信用しても、判断の前提となった事実は疑いましょう。
「疑う」という言葉に抵抗があれば、
「事実を検証する」と考えましょう。(p49)
・「予算がないんだ」→「本当は買いたいのだけれども、予算が足りない。
「必要性がない」→「・・・どのようなメリットがあるのか証明してほしい
「決裁権がない」→「私はぜひ欲しい。でも決裁権がない・・・」(p112)
▼引用は、この本からです。
日本実業出版社
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苦手意識を克服してやろうぜ!
良書だと思います。
実用的な良書です。
非常に読みやすい
わかりやすい【私の評価】★★★★★(94点)
■著者紹介・・・谷原 誠(たにはら まこと)
1968年生まれ。弁護士。
1991年司法試験に合格。
みらい総合法律事務所を共同で経営。
─────────────────
■関連書評■
a. 「ヤクザ式ビジネスの「土壇場」で心理戦に負けない技術」向谷 匡史
【私の評価】★★★☆☆
b. 「調達力・購買力の基礎を身につける本」坂口 孝則
【私の評価】★★★★★
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