「小さな人生論3」

小さな人生論 3―「致知」の言葉 (3)
【私の評価】★★★☆☆(72点)


■世の中には、先人の残してきた知恵があります。

 それを今に伝えているのは書籍であり、
 人伝え(セミナー)であり、
 会社組織なのです。

 もし、こうした知恵を自分の体験だけで
 習得しようとすれば何万年もの歳月が
 必要となることでしょう。


  ・よい本を読め
   よい本を読んで己を作れ
   心に美しい火を燃やし
   人生は尊かったと叫ばしめよ(坂村真民)(p99)


■著者は、先人の知恵(人生論)を
 致知出版社という組織と、「月刊致知」という雑誌により、
 後世に伝えようとしてきた人です。

 伝える内容は、さすがに堅苦しいのですが、
 引用がうまいので、
 名言集として読むと良いでしょう。


  ・一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ、という。
   小は家庭から大は国家まで、人間が集うあらゆる組織の盛衰は、
   上に立つ者のいかんで決まる。上に立つ者の責任は大である。(p73)


■今の社会では、こうしたマジメな本はうけないかもしれませんが、
 だからこそ、こうした本を紹介しなくてはならない。

 そう思わせてくれる一冊です。
 本の評価としては、★3つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「人体の不思議展」を見た時・・・人間はすでに奇蹟のような
   生命をいただいて生きている。「生きて」いるのではなく、
   限りない恩の中に「生かされて」いる。理屈なしに、
   そう直感するしかない世界が、そこにあった。(p41)


  ・一つの国が滅びるのは戦争によってではない。
   天変地異でもなければ、経済的破綻によってでもない。
   国民の道徳心が失われた時、その国は滅びる(トインビー)(p75)


  ・1あまえ2うぬぼれ3おごり4まんねり5やっかみ・・・
   経営者はこの五つの心の病気に必ず罹る、とユニ・チャーム
   創業者の高原慶一郎氏が言っている。(p83)


▼引用は、この本からです。

小さな人生論 3―「致知」の言葉 (3)
藤尾 秀昭
致知出版社
売り上げランキング: 477
おすすめ度の平均: 5.0
5 何度読んでも新しい感動がある
5 タイトルは 小さなだが 教えは大きい
5 全日本人必読の書
5 人生の糧になる102冊目の本!
5 人間学がよくわかる!

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■著者紹介・・・藤尾 秀昭(ふじお ひであき)

 「致知出版社」創業者。

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■関連書評■
a. 「小さな人生論」藤尾秀昭、致知出版社
【私の評価】★★★★☆

b. 「続・志のみ持参」上甲 晃、致知出版社
【私の評価】★★★★★


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このページは、本のソムリエが2008年7月28日 21:36に書いたブログ記事です。

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