「察知力」中村 俊輔

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察知力 (幻冬舎新書 な 4-1)

【私の評価】★★★★★(92点)


■やや地味ながら、サッカー日本代表で光っているのは、
 著者の中村 俊輔選手です。


 この本を読んで、「一流の人には、
 一流である理由がある
のだな」と思いました。


■中村選手は、技術的に高いものを持ちながらも、
 身体的に劣る部分があり、小さいときから
 必ずしも順調に選抜されているわけではありません。


 だから、そんな状況でグチを言っても何も変わらない。
 自分の能力を高めて、アピールしていくしかないことを
 知っているのです。


  ・ふてくされてしまうのが、もっともいけないことだ。
   ・・・チームメイトのなかにもそういう選手を見ることがある。
   そんなとき、「もったいないな」と感じる。(p159)


■中村選手の成長の秘訣は、
 とにかく自分に合った厳しい環境に身を置くことです。


 そこに身を置くことで、自分の欠点が見えてくるので、
 そこを修正していくと次の段階にステップアップできるのです。


  ・刺激がなくなったとき、それを手にするために環境を
   変えることは、ひとつの手段として、当然の選択だろう。
   ・・・「未来の自分」「なりたい自分」を想定し、
   そのために必要な環境を選ぶ
こと。(p100)


■身体的ハンディを持ちながらも、
 常に自分を向上させてきた中村選手に
 一流の凄さを見ました。


 この一冊で、サッカーを見る目も変わってくると思います。


 「一流には一流の理由がある」と思わせてくれる
 一冊でしたので、★5つとしました。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・「自分にはまだまだ歯が立たない」と思える素晴らしさ(p15)


  ・満足してしまい、痛い目にあったことが過去にあるから。
   あんな思いは二度としたくないといつも思っている。
   だから、いつも先を見て、・・・準備しなくちゃいけない(p17)


  ・「入った!」というより「練習通りにできた」という
   感覚だった。・・・たくさんの引き出しがあると、
   自分を信じることができる(p62)


  ・難局こそ、課題を見つけるチャンスだ(p80)


  ・成功だったかどうかなんて、引退してから考えることだ。・・・
   どんなことがあっても、大きな目で見れば「失敗はない」と思っている。
   ・・・次へ活かすことができれば失敗にはならない。(p165)


▼引用は、この本からです。

察知力 (幻冬舎新書 な 4-1)
中村 俊輔
幻冬舎
売り上げランキング: 30
おすすめ度の平均: 5.0
4 さすが俊輔!
5 ありのままの中村選手であるということ。
5 中村選手への印象が変わりました
5 勝負の世界で生きる者の物語としても、面白い
5 日本を代表する選手の生の言葉

【私の評価】★★★★★(92点)

■著者紹介・・・中村 俊輔

 1978年生まれ。97年横浜マリノス加入。
 2000年MVP獲得するなど活躍。
 2002年にイタリア・セリアAレッジーナ。
 2005年にスコットランド・セルティックFCへ移籍。
 ベストイレブン、年間最優秀ゴール、MVPなど受賞。


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コメント(2)

   今読んでいるのは「察知力」です。
   紹介されたとおり、素晴らしい本だなぁと思いました。

   一流の人はやっぱり、「一流の(例えばサッカーなど技術的な)能力」」が
   あるというよりも、一流になれる「考え方」と「努力を継続できる力」が
   あるんでしょうね。
   中学生で、あんなに自分を冷静に見つめられて努力ができるのは
   やっぱり普通の人ではないですね。
   すごいな~~~。

   また、それ以外にすごいなと思ったところは、
   「自分で考える」ってこと。
   つらくても苦しくても自分で考えることが大事なんですね。
   すぐに誰かの意見を聞きたくなってしまう私としては、
   ちょっと考えさせられました。

   わたしも、「私には無理」と思う前に、
   自分で原因を考えて、少しずつでも進歩して行けたらと思います。

プロのスポーツ界で、世界レベルで活躍をしている選手の
心がけを知ることができて感心するとともに、

自分を高める努力を続ける大切さを知ることができ
自分自身もっとやれることがあるはずだと
勇気をもらえる内容でした。

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