「修身教授録」

修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 (致知選書)
【私の評価】★★★☆☆(79点)


■昭和初期に天王寺師範学校において
 森 信三先生が教師の卵である学生に行った
 修身の授業記録です。

 「修身」の教科書を使わず、
 森 信三先生独自の授業を行っています。


■森 信三先生の基本的な考え方は、
 「人生二度なし」であり、
 この貴重な人生をより良いものにしようというものです。

 技術論、方法論はほとんどなく、
 精神的な規範を説いているのが印象的でした。


  ・人生はしばし申すように、二度と再び繰り返し得ないものであります。
   したがってまた死・生の悟りと言っても、結局はこの許された地上の
   生活を、真に徹して生きるということの外ないのでしょう。(p523)


■特に読書の大切さを強調し、
 二宮尊徳、吉田松陰、論語など
 マジメな良い本を紹介している場面が多くあります。

 書物が貴重な当時としては、
 生徒に強烈な印象を与えたのでは
 ないでしょうか。


■精神論が中心でしたが、こうした授業を
 学校で行ってほしいものです。

 本の評価としては★3つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・人間の知恵というものは、自分で自分の問題に気付いて、
   自らこれを解決するところにあるのです。
   教育とは、そういう知恵を身に付けた人間をつくることです。(p134)


  ・諸君は、指し当たってまず「一日読まざれば一日衰える」
   と覚悟されるがよいでしょう。(p65)


▼引用は、この本からです。

修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 (致知選書)
森 信三
致知出版社
売り上げランキング: 1696
おすすめ度の平均: 5.0
5 何歳になっても学びが多い本
5 これは本物である。
5 人生のバイブル
5 心底納得できる本ですね。
5 背筋を伸ばし読んでしまう

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■著者紹介・・・森 信三(もり のぶぞう)

 1896年生まれ。京都大学卒業後、
 天王寺師範学校の専攻科講師となる。
 1939年旧満州の建国大学に赴任。
 1953年神戸大学教育学部教授。
 1965年神戸海星女子学院大学教授。
 1975年「実践人の家」を設立。
 1992年逝去。

─────────────────

■関連書評■
a. 「私が一番受けたい授業」上田情報ビジネス専門学校
【私の評価】★★★★☆

b. 「福沢 諭吉 国を支えて国を頼らず」北 康利
【私の評価】★★★☆☆


この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
banner_01.gifにほんブログ村 本ブログへにほんブログ村 本ブログへ


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



お気に入りに追加
本のソムリエ公式サイト発行者の日記

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://1book.biz/mt/t-kazu-b/2869

コメントする

Powered by Movable Type 4.25

最近のブログ記事